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【ビジュアル英文解釈】伊藤和夫の英語理論とネイティブの英語感覚【新基本英文700選】

ビジュアル英文解釈、英文解釈教室といった一連の伊藤和夫の著書で伊藤和夫の英語理論を身につけ、英語を読めるようになった人は数多い。だが多くの人は次のような疑問を持ってるんじゃないかな?

 

「ネイティブは本当にこんな読み方してるのか?」

「確かに英語読めるようになったが全く英語が書けるようにならない」

 

 

伊藤和夫自身、確かに難解な本も読めたが彼はネイティブ相手にまともに英語使えないという非常に偏った英語力を持っており、本当に彼の英語理論を信奉してていいのだろうか? 伊藤和夫の英語理論はネイティブの視点が完全に欠落しており、そのためろくに英語も書けなかった有様であり、そのような英語理論を正しいと信じ込むのは危険ではないのか?

もちろん伊藤和夫が残した業績が素晴らしかったことは多くの人が認めるとこだろう。しかしだからといって彼が言っていることが全て正しいことにはならない。彼の英語理論の間違っていると思われる部分はきちんと指摘していかないと間違った英語が広まってしまう危険がある。

この記事では彼の英語力がいかにネイティブの英語感覚からかけ離れた偏った英語力であったか、また彼がいかに自分の英語理論を養護するためにネイティブの意見を拒否し、自分の英語理論に固執してたかを明らかにしていきたい。

 

目次

 

 

○なぜ伊藤和夫はまともな英語のライティング力を身につけることが出来なかったのか?

 

 

英語のライティング力は実際にネイティブ相手に英語を日常的に使ってないと上手くならないよ。例文暗記するのは自由だけど、その暗記した例文も実際に使わないとろくな英文書けるようにならんから。伊藤和夫がろくなライティング力無かったのも実際にネイティブ相手に英語使った経験がほとんど無いから。実際に英語を使うからこそ、

 

「ネイティブはこういう場面ではこういう言い方するんだ。自分も使ってみよ。」

 

「こういう言い方だとネイティブに上手く意味が伝わらないな。違う言い方してみるか。」

 

こういった色んな経験が出来るんだよ。何年も英語使ってこういう経験が蓄積されていくからこそ、英文書く時にこういう経験が生きてきて自分の英文がどんどん自然になっていくんだ。こういう経験も一切しないでただ例文覚えただけで自然な英文書けるようになるわけないんだよ。

 

 

 

 

 

○なぜ伊藤和夫はネイティブのアドバイスを教養がないと言って無視していたのか?

 

彼はネイティブ相手に英語を日常的に使った経験が無いから、ネイティブの英語力の凄さに気づけずに、ひたすら自分の英語理論が正しいと思いこんでしまっていたから。

誰だって英語使い始めの頃って自分が学校や参考書で習った英語とネイティブが実際に使っている英語の違いに戸惑って、次のような発想になりがちなんだよ。

 

「自分が学校や参考書で習った英語が本来の正しい英語で、ネイティブが使ってる英語は乱れた英語、文法的に間違ってる英語なんじゃないか?」

 

自分が今まで勉強してきた英語が間違ってたなんて誰も思いたくないからね。ネイティブの英語が間違ってると思いこんで自分の英語を正当化しがちなんだよ。伊藤和夫が自分の英語をネイティブに批判されて、ネイティブの教養のせいにしたのもこのレベル。

 

だけどね、そのまま英語を使い続けてたらある時、

 

「ネイティブの使ってる英語が正しくて、おかしいのは自分の英語」

 

だと気づくよ。気づくというかそれを認めざるを得ない時が来るよ。

 

「ああ、おかしいのは自分の英語なんだ」

 

と確信するときがくる。

これに気づいたときが本当の英語学習の始まりなんだよ。学ぶべき相手は文法書じゃなくてネイティブだと分かるから。

 

伊藤和夫はこれに気づかなかったんだよ。彼はろくにネイティブ相手に英語使ってなかったからそれに気付けなかったし、気付こうともしなかった。ただひたすら自分の英語理論が正しいと思い込みたかったからネイティブとの接触も避けていたんだろう。彼にとっては自分の英語理論の方がネイティブの英語感覚より重要なんだろうね。だからネイティブに批判されたら教養云々言い出して自分の英語理論を守ろうとする。

 

普通に考えたら分かるが、日本人で教養あると言われてるような人でも、人と会話してるときは普通に話してるよね。教養あるネイティブも同じで、人と会話してるときは一般の人と同じような言葉使ってるんだよ。だからネイティブにそんな言い方はおかしいと指摘されたら、その言い方は日常的には使われていないということだから使っては駄目なんだよ。教養がないからその言葉の使い方を知らずに、それで不自然だと言ってるんじゃない。そういう言い方は日常的に使われていないから不自然だと言ってるんだ。伊藤和夫はそれを理解せず、ネイティブの言うことは一切受け入れなかった。彼の英語にはネイティブの視点がほとんどないからね。彼は自分の英語理論を守るために教養云々言ってネイティブから逃げてただけ。

 

そもそも教養がある英語というのはどういう英語なのかよくわからないよね。丁寧な言い回しの英語はあるけど教養がある英語って何を指しているのか。文学作品をいっぱい読んでたら教養あるなと思う人もいるが、その文学作品で使われている英文の一節を日常生活で使っても誰も教養あるなんて思わんよ。ただの痛い人だし。教養あるアピールかなって思うだけだよね。その文学作品で使われている英文は本の中で使われている英語であって、その英語を日常生活で使ったらおかしいんだよ。何で本で使うような言い方を使って喋ってるんだと思われるだけ。

 

例えば日本語学習してる外国人が次のような日本語言ってたらどう思う?

 

「先日、日本に行ってきたざます」

 

何で「ざます」なんて言い方してるんだと理由聞いたら、教養ある日本人は「ざます」を付けるとか言い出した。それ聞いてる日本人がいくら「それは漫画とかで出てくる自称教養あるキャラクターがキャラ付けのためにつけてるだけであって、一般の日本人はそんな言葉使わない」と説明しても、この外国人は信用せず、ついには

 

「このざますの使い方を知らないあの日本人は教養がない」

 

とか言って来たらどう思う?

この人終わってるな、この人は永遠に日本語上手くならないだろうなって日本人なら思うよね。

伊藤和夫が自分の英語を批判されて、ネイティブに向かって教養が無いと言ってるのもこれと同じレベル。

 

 

 

 

 

ただこれに似たことって英語を実際に使ってると結構経験するんだよ。

私も経験あるよ。

英語使い始めの頃、ネイティブとチャットしてたら、私が書いた英文の単語を指して、その単語はここでは使わないほうが良いと言ってきた。何でって聞くと、ここでその言葉を使ったらあなたは変質者だと思われるよっていうんだよ。なんて言ったか正確にはよく覚えて無いけど確かそんなこと言ってきた。もちろん私はそんな意図は全く無く、ただ辞書に載ってたから使っただけなんだけど。

 

こういうこと経験したら、今まで一度も見たこともない単語を使う時は注意しないと危険だなって思ったね。よく英語書くとき、和英辞書で日本語打ち込んで、いくつか英単語の候補が出てきて適当にその中から一つ選んで書いてる人いるでしょ?それ結構危険だよ。その単語が実際に英語圏でどのような意味で使われてるか日本人には分からないから。私の例のようにとんでもない単語使ってしまう可能性が常にあるんだよ。英語使うのに慣れたらある程度は回避できる勘が出来てくるんだけど、慣れてないと本当にわかんないからね。

 

 

 

 

 

 

 

○それでは伊藤和夫の英語理論はまるで役に立たないのか?

 

 

彼の英語理論は彼がそれまで読んできた膨大な書物の中から、規則化出来る部分を纏めて体系化したものだろうから、本とかニュース系サイトに書かれているような文法規則に忠実な英文読むときには効果発揮するだろうね。

 

また彼はビジュアル英文解釈でその自分の英語理論を全く英語が読めない人にも、分かりやすく丁寧に説明しており、この本のおかげで英文読めるようになった人はいっぱいいる。私もその一人だし。そういう意味で伊藤和夫は偉大な先生なんだよ。英語が得意な人はいくらでも居るけど、全く英語がわからない、どこがわからないのも分からないレベルの人をとりあえず英文が読めるように出来る英語教師なんてほとんど居ない。伊藤和夫は多くの生徒に接してきて、そういう本当に英語ができない人がどこで躓いてるのかがよく分かっていたんだろうね。伊藤和夫はまったく英語が分からない生徒に英語はこうやって読めばいいんだよと優しく教えることができる先生だった。そういう意味で伊藤和夫は超一流の英語講師だったと思うんだよね。

 

でもだからといって伊藤和夫の言ってることは全部正しいなんてありえないからね。ビジュアル英文解釈で英語読めるようになって、伊藤和夫は凄いと彼の言ってること何でも信じ込んでしまうのも危険なんだよ。誰でも得意分野、不得意分野はあるわけで、彼はネイティブの英語感覚はほとんど身につけてないからね。だから伊藤和夫の英語理論を信奉するのも危険なんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

伊藤和夫が身に着けてるような英語力、つまり難解な英文は読めるが、ネイティブが日常的に使ってる英語はろくに使えないという英語力というのは非常に偏った英語力であり、ネイティブの英語力とは別物なんだよ。何で彼の英語がこういう奇妙な英語力になってるのかというと彼はネイティブの英語感覚をほとんど身につけてないから。つまりネイティブの英語感覚が無くてもそういった難解な本は文法書、辞書、構文知識、前提知識、読解力、文脈といったもので補えて意味は取れるんだが、日常的にネイティブが使ってる英語というのはもろにネイティブの英語感覚が要求されるから、彼の英語力ではどうしようもないんだ。

 

 

 

このネイティブの英語感覚というのはいわゆるフィーリングとは全くの別物。このネイティブの英語感覚から外れた言葉を使うと、ネイティブは「うまく言葉で説明できないけど『違和感』を感じる」という状態になって、自分の英語感覚に沿って違和感を感じない言葉に訂正しようとする。だから英語のライティングではこのネイティブの英語感覚を身に着けないと間違いだらけの英文書いてしまうんだ。ネイティブの英語感覚がないとこの『違和感』を感じることが出来ずに、間違った英文を正しいと思ってしまうから。

 

伊藤和夫の英語理論はこのネイティブの英語感覚がすっぽり抜け落ちてるんだよ。だから英文の「形」がしっかりした本の中の英文は読めるけど、ネイティブが日常的に使ってる形が崩れてた英文になると途端に読めない英文が出てくるし、間違いだらけの英文を書いてしまうことになるんだ。

 

 

 

 

 

 

ただそうはいっても伊藤和夫の英語理論というのは全く英語が読めない英語初心者に教えるのは有りだと思うんだよ。とりあえず彼の言ってるようにやってれば英文読めるようになるから。ビジュアル英文解釈でそれを証明してるよね。

でも一通り英語読めるようになった人がいつまでも彼の方法を絶対視するのはどうかと思うよ。彼の英語理論はネイティブの英語感覚には程遠いから、それ続けてても口語の英語は読めないこと多いし、ネイティブのような英文もいつまで経っても書けるようにならない。彼の英語理論は本の中の英文読むことに特化してて、本しか読まないという人はそれでもいいかも知れないが、ネイティブ相手に英語使えるようになりたいと思ったら彼の方法論続けてたら無理。実際私がそうだったからね。ビジュアル英文解釈で英文読めるようになった私がネイティブ相手に英語使いだして、これでは無理だと思って変えざるを得なくなったから。

 

 

 

じゃあ分からない英文があったらどうするんだという話になるが、

分からないとこはネイティブに直接聞くべきだね。はっきり言って彼らの英語力、英語に関する知識は段違いで日本人など話にならんから。後の章で取り上げてる英文も私が直接複数のネイティブに読み方聞いて理解したからね。ネイティブに直接聞かないで英語の勉強するなんて不可能なんだよ。彼らしか答え知らないんだし。

「ネイティブ」がその英文をどう捉えてるかが重要であって、伊藤和夫がどう読んでるかなんて正直どうでもいいんだよ。ネイティブの読み方が正しいんだから。彼はビジュアル英文解釈で自分の読み方が正しい英文の読み方だと言ってるけど嘘だから。ネイティブの読み方が正しいんだから正しい読み方はネイティブに聞くしか無いんだ。伊藤和夫の読み方は自分はこう思うと言ってるだけで何らネイティブの視点が存在してないからね。彼の読み方でも「結果的に」意味は取れるというだけ。もちろん彼の方法論でも使える部分はあるし初心者にとっては非常に分かりやすいんだが、彼の読み方が絶対的に正しい読み方じゃないんだよ。だから彼の読み方にいつまでも囚われてたらそれ以上伸びなくなる可能性あるよ。私がそうだったから。

 


 

彼は本の中で「規則」とか「ルール」とか言ってるけど彼はその規則を「自分で」作ったんだよ。彼が読んだ本から規則化出来る部分を抜き出して自分独自にルール化してる。「結果的に」彼のルールでも読めるだけでそこには何らネイティブの視点が無いんだよ。ネイティブは伊藤和夫のルールや規則に従って読んだり書いたりしてるわけじゃないから。もちろん彼のルールにも規則性があるから本の中の英文を読むときには当てはまること多いからその読み方でも意味は取れるよ。でもネイティブはそんな彼の独自ルールに従っておらず、自身が持ってる英語感覚に従って英語使ってるから、ライティングでは伊藤和夫の英語理論の欠陥が露わになるんだよ。

 

つまり

ネイティブが自身の「英語感覚」に従って英語を書く

それらの英文には規則性があることを伊藤和夫が発見してルール化

そのルールを纏めたのがビジュアル英文解釈であり英文解釈教室

 

本来ならネイティブの英語感覚が無いと読めないんだが、無い人でも読めるようにしたのが伊藤和夫が纏めたルール。もちろん彼の理論に限らんよ。でも逆は無理なんだよ。伊藤和夫のルールに従って英文書いてもボロボロになる。そんな荒っぽいルールに従ってネイティブは英語書いてないから。ネイティブは自身の英語感覚という非常に詳細で、感覚の領域使って書いてる。読解ではその感覚無くても意味取る方法はあるんだが(それでも口語文はその感覚無いと意味取れないことが度々ある)、ライティングでは逃げれない。伊藤和夫の英語理論では読めるけど書けないのはそのせい。

 

もっと詳しく説明すると、さっき言ったように本来ネイティブの英語感覚が無い人は英文は読めないんだよ。でもそれを読めるようにしたのが、文法書であり、ビジュアル英文解釈や英文解釈教室といった伊藤和夫の英語理論であり、その他大勢の英文解釈の本なんだ。英文の「表面の形」から規則性を見つけ出し、それを体系化してネイティブの英語感覚が無い人でも読めるようにした。そもそも最初は誰だってネイティブの英語感覚なんて無いんだから、初期はそういった本使って勉強する必要あるんだよ。英文読めないとその先に進めないから。だから学習初期は文法書で文法学ぶことが非常に重要で、ここはどれだけ嫌でも我慢して理解するしかない。文法学ばなくても英語使えるようになるとか間違っても思わないことだね。(学習初期に文法書で文法習得することの大切さは次の章で詳しく説明する)

 

 

でもそういった文法書にも問題点があって、それらの本にはネイティブの視点が殆ど無いんだ。英文の表面の「形」だけ見て説明加えてるから、なぜネイティブは"It is hard to beat the game"という英文で、文頭で"it"をつかうのか、なぜネイティブは"This is a pen"という英文で、ここで"a"を付けるのかというネイティブの感覚が説明できず、取り敢えずこの"it"は仮主語としておこう、可算名詞には"a"を付けるとしておこうという全くネイティブの視点を無視した説明に終始してる(ネイティブがこの"it"をどう使ってるかは後の章で詳しく説明する)。でも読むときはそれでも一応意味は取れるんだよ。文脈とかで補えるから。だが書くときには全く不十分でボロボロの英文書いてしまう。ネイティブはその"it"を仮主語として使ってないし、可算名詞には"a"をつけるというルールに従って"a"を付けてるわけじゃないから。当然彼らの英語感覚に従って使ってる。だから英語書くときは彼らの英語感覚がないと正確に書けないんだよ。

 

そしてネイティブ相手に英語使う段階になったらネイティブが日常的に使ってる英文も読むことになるが、そういった口語文ってかなり英文の形が崩れてて、文法書や伊藤和夫の英語理論の説明では意味が取れないことが多いんだよ。あくまでそういった説明って本の中の英文のように英文の形がカチッと定まってる場合に有効で、口語文のように形が崩れてるとそれらの規則が有効に働かなくなるんだ。それらの規則ってあくまで英文の「表面の形」から作られてるから、その「形」が崩れてると前提条件が崩れて通用しない事が多くなる。よってそういった口語文読むときにもネイティブの英語感覚が必要になってくるんだ。つまり英語を実際にネイティブ相手に使う段階になったら、読む時も書く時もネイティブの英語感覚が必須で、文法書や伊藤和夫の英語理論だけでは対応できなくなるんだよ(このネイティブの英語感覚の具体的な習得方法は後の章で説明するが、一言で言えばネイティブ相手に日常的に英語使わないと習得は恐らく不可能。伊藤和夫が習得出来なかったのもこのため)。

 

ビジュアル英文解釈や英文解釈教室といったこういった参考書はネイティブに直接聞くだけの英語力がない段階の人が使う本で、ネイティブに直接聞けるようになったらそんな本に頼らずネイティブに直接聞くほうが良いんだよ。英語感覚使って読んでる彼らの読み方が正しいんだから。文法書や伊藤和夫の英語理論というのは本来の「ネイティブの英語」を学ぶためのただの「準備段階」であって、それらが英語の本質じゃないんだよ。

 

 

 

 

「文法は重要だが、文法書は重要じゃない」。この区別は非常に重要でここが分からないと文法なんて必要ないとか思ってしまう。重要なのは「ネイティブ」がその言葉をどういう感覚で使ってるか(これが「ネイティブの文法」)であって、ただ英文の「表面の形」から規則性を見つけ出して説明加えた文法書の文法は初心者に教えるために有効なだけであって、ネイティブはそんな文法書の文法ルールに従ってないんだよ。だから自分の英語力がある段階に達したら文法書はほとんど見なくなる。重要なのは「ネイティブの文法」であって、文法書の文法じゃないと分かるから、全部ネイティブに聞くようになる。彼らしか答えられないから。私が文法用語殆ど使わないで英文の説明してるのもそのせい。ネイティブはそんな文法用語使って説明しないからね。

そしてこの「ネイティブの文法」を「ネイティブの英語感覚」と呼んでいるんだよ。このネイティブの文法は感覚の領域に達しているから。

 

 

 

 

 

 

 

そんなこと言われてもネイティブに質問できる英語力がないから出来ないと言う人もいるかもしれないが、そういう難しい英文は読めるけどネイティブ相手にまともに英語を使えないという伊藤和夫的な英語力がいかに偏った英語力であり、実際使い物にならない事が実感できるよね。

それにネイティブに直接英語の質問すること自体が英語の勉強になるんだよ。英語という話題を介してネイティブとコミュニケーション取るという経験が積めるから。当たり前だけど会話するということは相手が必要なわけで共通の話題がないと会話なんて続かないんだ。文化も違う、住んでる環境も違うわけで、そういった人達と会話を何年も続けるにはお互い興味のある分野が共通してる必要がある。この共通の話題がないと1ヶ月もしたらすぐに話すこと無くなるからね。だからネイティブに英語の質問するというのが良い話のネタになるんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

以上色々伊藤和夫の方法論批判してきたが、「自分は英語の本さえ読めたらそれでいい。口語の英語は一切読めなくてもいいしネイティブ相手に英語使うことも一生無い。英語なんて書かないしネイティブに直接質問するとかもやりたくない」という人なら伊藤和夫の方法論に取り組むのも悪いことだと思わんよ。実際彼の方法使えば英文読めるようになるし。例えその読み方がネイティブとかけ離れてても実際に読めて意味取れるんだからそれで十分な人もいるよね。英語なんてただの道具なんだし、自分にとって必要な英語力を必要なだけ身につけたら良いわけで、英語の本さえ読めたらそれでいいという人はそれでもいいよね。

 

だから彼も自分の英語理論の素晴らしさを言うだけじゃなくて、その限界もきちんと明示しておくべきだったんだよ。あくまで自分の英語理論は本の中の読解に特化してると断りを入れておくべきだった。

 

伊藤和夫の発言

「ま、今だって「受験英語」ではスラングを交えた会話が出来ないなどという非難が、これも声の大きさで通用している場合もあるようだがね。」

 

こんなこと言わずに、「自分が教えてるやり方ではネイティブ相手に英語使う段階になったら通用しないので会話で使えると思わないで下さい」ときちんと認めてたら、学習者も余計なことで迷う必要なかったんだよ。実際その段階になったら彼の方法論では通用しないの私自身が経験してるからね。もちろんそれでも意味は通じるよ。通じるけどネイティブの英語には程遠いんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○日本人が英文法を学ばなければならない理由

 

 

この章では少し話題を変えていかに初心者が英語学ぶ上で文法書で文法を習得することが重要かを語っていきたい。なぜわざわざ1章を設けてまでこれを説明しようと思ったのかというと、巷では英語習得するのに文法を学ぶ必要はないという私から見たら詐欺としか思えないようなことを語ってる人がいるからなんだよ。ネイティブは文法学ばないで英語出来るんだから日本人も文法学ぶ必要はないという、これまたネイティブと非ネイティブの区別さえ付いていない人が適当なこと言ってるよね。初心者が下手に影響されると英語習得が本当に「絶望的」になるので、そういう意見がいかに間違ってるかこの章で説明していきたい。

 

 

すでに述べたように日本人が英語を使えるようになるにはまず文法書で文法を学ぶことが必須で、これはどれだけ嫌でも我慢して勉強しなくてはならない。私はいつも英語は楽しく使うことが重要で使った結果上手くなると言っているが、「初期の文法習得期だけは別」でとにかく文法書の文法を一通り習得するまではどれだけ苦痛でも理解して身に着けないとその先に進めないんだよ。

 

じゃあ文法書で何を学ぶのかというと、一番重要なことは「英語の基本的な考え方」を理解して身につけるということ。

 

英語の基本的な考え方というのは関係代名詞で言えば、

 

This is the Nintendo Switch that I bought yesterday.

 

こういう英文見たとき、"the Nintendo Switch that"この時点で2つの予測が立つわけよ。

1:「このthatは関係代名詞のthatで"the Nintendo Switch"を説明する文が続くはず」

2:「that以下の文には必ず先行詞である"the Nintendo Switch"が収まる場所があるはず」

 

特に重要なのが2で、上の文で言えば

 

This is the Nintendo Switch that I bought ○ yesterday.

 

この○の部分に"the Nintendo Switch"が収まる場所があるので、その収まる場所を期待しながら読んでいくんだ。関係代名詞のthat以下の文というのは必ず先行詞が欠けた不完全な文になってるので、必ず先行詞が収まる場所がある。だからそれを探しながら読んでいくんだよ。

 

関係代名詞の場合、こういう欠けた場所を探すというのが一番重要で、こういう考え方を身につけるために文法書使って勉強するんだよ。こういうことを身に着けないとその先に進めないから。

 

そしてこういう考え方を身につけたら応用が効くんだよ。

 

例えば

 

What did you buy the chair for?

 

こういう文見たとき、初心者だとこの"for"が何なのか分からないと思うんだよね。でもこれも"for"の後に"what"が収まるんだよ。

 

つまり本来

You bought the chair for something.

という文で、somethingの部分を尋ねるために、somethingをwhatに変えて前に持ってきて疑問形にしただけなんだよ。だから取り残された"for"が文末にぽつんとあるんだ。こういう基本的な英文の作られ方を理解するのは非常に重要だからね。特にライティングでは。こういうこと理解してないとこの"for"を書き忘れて、

"What did you buy the chair?"

こういう英文書いてしまうから。

 

この英文だと"what"が収まる場所がどこにもないんだよ。

did you buy the chair?"

 

これで完全な文になってるからwhatが収まる場所がどこにもないからおかしいんだ。でも初心者はこの英文のおかしさに気づけないんだよ。基本的な英文の考え方が身についてないからこれでいいと思ってしまう。だからこの辺のことは学ばないといけないんだ。

 

 

 

私がこういった関係代名詞の考え方を一番最初に知ったのがビジュアル英文解釈だったと思う。この説明読んで腑に落ちたというか、英語の核心に触れた気がした。

 

ちょっと話逸れるけど、世間一般の伊藤和夫のイメージってトップレベルの生徒に対する先生という感じだけど、私の彼の評価は全く英語が出来ない偏差値で言えば偏差値30ぐらいの生徒を偏差値50にさせることが出来る先生という評価なんだよね。まあその評価の大半がビジュアル英文解釈なんだけど。それぐらい私にとっては衝撃的な本だったね。彼は英語ができない人がなぜ出来ないのかよく分かってたし、そういう人に対する説明が抜群に上手かった。だから駄目と言ってるんじゃなくて、むしろそういう出来が悪い生徒に英語を分からせることこそ英語講師の力量が発揮されるんだよ。出来のいい生徒はほっといても出来るようになるから誰が教えても良いけど、出来の悪い生徒は本当に教え方が上手くなかったら理解させることが不可能だからね。私は色々伊藤和夫批判をしてるけど、この点はほんと彼は偉大だったと今でも思ってるよ。

 

 

話戻るけど、上のような関係代名詞の文法説明を学ぶことなしに自力でこういった法則見つけ出せると思う? 伊藤和夫のように出来る人もいるかもしれないが、別に自力で見つけなくても文法書に載ってるんだからそれ読んだら良いと思わない? ゲームするならあえて攻略本読まないで苦しみながら遊ぶというのも分かるんだが、何で英語学習で文法書読まずに自ら苦しもうとするのか理解できないんだよね。文法書で文法学ぶの辛いと思ってるかもしれないが、文法学ばないで英語習得するのってもっと辛いからね。

あとついでにいっとっくけど、よく中学英語で英語は話せるとか言われてるけど中学英語でチャット出来るかと言われたら無理。ネイティブが使う英語は完全に中学英語の文法の範囲を超えてるので、例え中学英語の範囲で英語書けても読めないから会話できないよ。高校レベルの文法は必須。ネイティブが使う英語って単語レベルは基本的な単語を組み合わせて話すので一見簡単そうに見えるんだけど、結構複雑な文法使って書いてるので(もちろん彼らはそんなこと意識してないが)、文法知識は一通り身につけておく必要はあるよ。

 

 

 

 

 

 

文法学ばなくても英語使えるようになると言ってる人の多くは営業トークだと思うよ。文法学びたくない人を騙しやすいから。そういう甘い誘惑に騙されないことだね。そもそもそんなこと言ってる本人が本当に英文法を一切学んでない保証がどこにもない。自分は英文法を学んで英語出来るようになったのに、人には文法なんて必要ないですよーって言って騙してる可能性もあるからね。だからそんなこと言ってる人の英語力が本物だったとしても信用したら駄目なんだよ。もしくは騙すつもりは無くても本心から文法は必要ないと思ってて間違ったことを人に教えてる場合もある。ある程度英語力が付いてくると誰が本当のこと言ってて誰が間違ったことを言ってるのかすぐに見抜けるようになるが、初心者のときは分からないからどうしてもそういった甘い誘惑に引っかかりやすいんだよ。

 

とりあえず基本的な文法事項を習得しないとネイティブとコミュニケーション取れずにその先に進めない。別に最初は自分の書く英文がボロボロでもいいんだよ。それでも通じるから。でも文法書で文法習得しないとその「ボロボロの英文さえ書けない」んだよ。つまりネイティブと一切コミュニケーション取れないということ。これは言語習得に取って致命的な状況で、とにかくその状況を打破するために、文法書で文法習得してコミュニケーション取れる状況に持っていかないといけない。

文法学ぶ必要はないと言ってる人はどうやって英語書いてるんだろうね。まさか読むときは文法不要だけど、書くときは必要とか言わないよね? それか例文そのまま使って一部単語を変更するだけで英語書けるとか言わないよね?文法習得しないとまともな英文は絶対に書けないからね。私が書いてる英文なんかほんと文法知識の塊みたいなもんだよ。文法を習得しないと片言の英語が使えるようになるだけ。応用が効かないからね。こんなんだとまともにネイティブと会話できない。この時点で文法必要ない論は破綻してるんだよ。

 

 

 

 

【ネイティブが文法学ばなくても英語使える理由】

 

なぜネイティブは文法学ばなくても英語使えるのかというと、彼らは「ネイティブの英語感覚」を成長する過程で周りの大人から「自然に」吸収し身に付けるからなんだよ。この「ネイティブの英語感覚」というのは「ネイティブの文法」とも言えるもので、文法書の文法より遥かに詳細な文法だと思ってていいよ。いわば感覚レベルに達した文法。こういう詳細な文法知識をネイティブは「自然に」身に付けるから、わざわざ文法書で文法の勉強する必要ないんだよ。ここがネイティブと非ネイティブの最大の違い。この「ネイティブの英語感覚」を成長する過程で習得しなかった非ネイティブは意識的に文法書を使って文法学ぶ必要あるんだよ。

 


つまり英文を読むには、

A:ネイティブの英語感覚(=「ネイティブの文法」)

B:文法書の文法理論

 


このどちらかが必要になるわけ。日本人は成長する過程でAの「ネイティブの英語感覚」を自然に身に着けなかったので、Bの文法書の文法理論を学ばないと英語読めるようにならないんだよ。

 

つまり

ネイティブの英文を読むときの武器→ネイティブの英語感覚

 

じゃあ日本人の英文読むときの武器は何?

ネイティブの英語感覚という武器は持ってないよね。

その武器が文法書の文法理論なんだよ

 

日本人の英文読むときの武器→文法書の文法理論

 

この武器を持たずに英文読めるわけないんだ。

 

文法学習は不要と言ってる人は、ネイティブが「ネイティブの英語感覚」という文法書の文法理論より遥かに詳細な「ネイティブの文法(感覚の領域まで達した文法)」使って読んでるの知らないんだよ。

 

だから

ネイティブは文法学んでなくても読める→だから日本人も文法学ぶ必要ない

 

こういう短絡的な考えに陥って文法不要とか言ってるだけ。

ネイティブの英語感覚を持ってない日本人がネイティブと同じことしてて

読めるようになるわけないんだよ。ネイティブはもともと読めるだけの文法力をネイティブの英語感覚という形で自然に身につけるから読めるだけ。ネイティブは本読めるだけの前提条件が全部揃ってるからあとは多くの本を読んで慣れたらいいだけだけど、日本人はその本を読めるだけの前提条件さえないんだから、その前提条件である文法習得は必須なんだよ。文法不要論者はここを全く理解してないからね。

 

 

 


またネイティブの子供は文法学ばなくても本読めるようになるので、日本人も文法学ばなくても簡単な本を多読すれば読めるようになると言ってる人もいるが、すでに述べたようにネイティブの子供は成長する過程で「ネイティブの英語感覚=ネイティブの文法」を周りの大人から「自然に」吸収し身に着けるから文法習わなくても読めて当然なんだよ。読めるだけの文法力は自然に身に着けてるから。

詳しく説明すると、ネイティブの子供は本を読み始める前に親との会話がすでに出来てるよね?親と会話を一切せずいきなり本を読み始める子供はいないだろう。 会話が成立してるということはどういうことかというと、子供が言っている言葉が親が理解できてて、親が言った言葉が子供が理解できてるという状態なんだよ。何でこういった言葉のやり取りで意思疎通出来てるのかというと、その言葉がある一定のルールで運用されてて、両者がそのルールを身に着けてるからなんだ。だから相手が言ってる言葉を理解できるし、自分が言った言葉が相手に通じるんだよ。

 

 

親ーーー(一定のルールで運用されてる言葉を使って意思疎通)ーーー子供

 

その言葉のルールを子供は親を含んだ周りにいる大人から「自然に」吸収して身につけるんだ。その言葉のルールのことを文法と呼んでるんだよ。つまりネイティブの子供は本を読み始める前にすでに親や周りにいる大人との会話の中で文法を身に着けてる。だから文法を習わないでも本を読めるようになるんだ。

このようにネイティブと非ネイティブとでは置かれてる境遇が全く違うんだ。

 

 

 

文法というのは「言葉のルール」であって、そのルールを知らないで読んだり書いたり話したり出来るわけ無いんだよ。みんながそのルールを守るからスムーズにコミュニケーション取れるんだ。ネイティブはその「英語の言葉のルール」を成長する過程で周りの大人から自然に吸収するからわざわざ勉強する必要ないだけ。「自然」にせよ「意識的」にせよこの「英語の言葉のルール」を身に着けることが英語を使う上で必須なんだよ。

 

英語の言葉のルール

ネイティブ→成長する過程で「自然」に習得

日本人→自然に習得出来ないので「意識的」に習得

 

 

 

 

逆に日本人が文法習わなくても日本語の本を読めるようになるのは、成長する過程で周りの大人から「日本語のルール」を自然に吸収し身につけるからであって、外国人の日本語学習者が日本語の本を読もうと思ったら当然文法書で日本語の文法を勉強する必要ある。

 

 

普段あまり意識してないが、日本人同士で会話してる時も非常に複雑な日本語のルールを無意識で使いこなしてるんだよ。

例えば

 

「今日はいい天気ですね」

 

こういった何気ない言葉でも一定の日本語のルールで運用されてて、

そのルールを知らない人が言うと、

 

「ですね天気いい今日は」

 

こんな感じになる。実際日本語の文法を全く知らない段階の外国人の日本語学習者が日本語書くとこんな感じになる。

つまりある言語を外国人が学ぼうと思ったらその言語の言葉のルール(=文法)を身につけることが必須なんだよ。

 

 

このようにネイティブと非ネイティブでは全く置かれている境遇が違い、英語の非ネイティブである日本人は意識的に文法書で文法理論を勉強する必要がある。

 

もちろんすでに前の章で言ったように文法書の英語理論だけではネイティブ相手に英語使う段階になったら不十分だけど、最初は誰だって文法書で文法勉強する必要あるんだよ。物事には順序があるからね。文法書の文法理論を習得してるからその先にあるネイティブの英語感覚の習得も可能になってくるんだよ。なぜなら文法書の文法理論学んで基礎的な文法事項身に着けないとネイティブとコミュニケーションすら取れないから。ネイティブの英語感覚と言うのは実際にネイティブ相手に英語を使いながら習得するものであって、最低限の文法知識が無いとネイティブとコミュニケーションすら取れなくて、ネイティブの英語感覚の習得も不可能になるんだよ。

 

文法書の文法理論→ネイティブとコミュニケーション取れるだけの最低限の文法知識は身に付く→ネイティブ相手に英語使う事が可能になる→日常的にネイティブに英語使う中で少しずつネイティブの英語感覚が身についてくる

 

これが英語習得の順序。

最初の段階である文法書の文法理論を身に着けないとその先に進めないんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

○日本人が英語使えない理由

 

 

日本人が英語出来ない最大の理由は使う必要が無いからだよ。日本は人口が多いから何でも翻訳されるし日本語のコミュニティも大きい。これが人口少ない国だと英語が必須になるんだよ。本読むにしろゲームするにしろ自国の市場が小さいため翻訳なんてされないから、英語使えないと本も読めないゲームも出来ないという状態になる。このように日常的に英語使わざるを得ないから結果上手くなる。

以前私のフォロワーだったスペイン人が言ってたんだけど、彼はスペイン人の殆どは英語出来ないと言ってた。これが英会話ができないという意味なのか、ネット上で読み書きも出来ないという意味なのかよくわからないけど多分両方だと思う。でもこれも納得できて、スペイン語圏ってかなり広大で彼らは別に英語使えなくても日本人と同じで困らないんだよ。本にせよゲームにせよ殆どスペイン語に翻訳されるから。だから使う必要が無いからいつまで経っても使えない。スペイン語と英語という言語的に近くてもこんな状態なんだよ。彼の言ってた事が事実だったらの話ね。私は確認してるわけじゃないから間違ってる可能性もあるけど、使えなかったとしても納得は出来るよね。

ただ海外のフォーラムなんか見てたらやっぱスペイン語圏の人達の書く英文は上手い傾向があるので、言語的に英語に近いというのは英語習得にとって有利に働くというのは間違いなくあると思うよ。

 

現実的には英語が世界共通語というのは間違いなくあって、私は最初日本語でツイートしててその上で海外の人たちのアカウントをフォローしたんだけど、フォローバックしてくれたのなんて10人に1人ぐらいだったよ。誰も日本語でツイートしてる日本人なんてフォローバックしようとしない。それで一部を除いてアンフォローして、しばらく英語で書いた後、もう一度「同じ人」をフォローし直したら今度は2人に1人ぐらいフォローバックしてくれた。この時英語の威力を思い知ったね。英語使えないと本当に門前払いみたいな状態になって海外のコミュニティに参加すら出来ない。でも取り敢えず英語を書ければ、例えその英語がボロボロでも別に問題にならないんだよ。彼らは非ネイティブの英語に慣れてるから。多くの日本人が思ってる以上に通じると思ってていいよ。実際私の書いてた英語なんてボロボロだったからね。それでも普通に伝わるんだよ。伝わらなかったとしても彼らは聞き直すから最終的には伝わるんだよ。私もたまに「その言い方だと複数の意味が考えられて何が言いたいのか分からない」と言われたよ。その時は違う言い方すれば大体伝わる。つまりそのボロボロの英語でも使えるということ。そして使った「結果」上手くなるんだよ。

 

以前明治末期から大正時代に発行された雑誌のスキャン読んだことあるんだけど、その雑誌に「日本人は英語書くのを諦めるべきか」って書いてたんだよ。つまりその当時の日本人も英語のライティングには相当苦労してて、もう諦めたほうがいいんじゃないかという議論さえあったのが分かる。

英語の読解に関しては明治維新以後相当研究が進んでて、当時でもほぼ読解方法に関しては確立してたみたいなんだよね。実際大正元年に発行された英文解釈の本が戦前戦後とずっと使われてきて、伊藤和夫が英文解釈教室書くまでその本が英語読解の中心だった。最近復刊されたので興味があれば買えるよ。「新々英文解釈研究」っていう本。でもライティングに関しては全く有効な方法が無くて、諦めたほうがいいんじゃないかという議論さえ出る始末。

 

私の個人的な意見をいえば、英語のライティングはネット端末がないと勉強するのほぼ無理だと思ってる。詳しくは後の章で説明するがネット端末使って実際にネイティブ相手に英語使わないと習得は無理だね。そういう意味でネット時代以前の日本には英語のライティングの有効な学習環境が存在していなかったことになる。つまり伊藤和夫が生きてた時代と今とでは英語学習を取り巻く環境が激変してて、彼の方法論がすでに時代遅れになってるんだよ。

ネット時代以降、文字を書く機会が急増してて家にいながらネイティブとテキストで話すことも可能になった。英語圏のコミュニティに簡単に参加出来るようになり、英語圏の生の情報もリアルタイムで手に入るようになった。ネット上には口語英語が溢れており、口語英語を読める必要性も出てきた。こんなこと伊藤和夫が生きてた時代には存在してなかったわけで、彼の英語理論はこういった今の時代にはまるで対応できてないんだよ。彼の理論では一般にネイティブが書いてる口語文を読むのには不十分だし、ライティングなんか全く話にならない。彼の方法論はただ本の中の英文を読むことに特化してて、ネット時代以降急増した口語英語の読み書きには全然対応できてない。こういう時代にいつまでも彼の理論を絶対視するのはどうかと思うんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊藤和夫の英語理論は口語英語には対応できていない

 

 

ツイッターとかで書かれてる口語の英語だと彼の英語理論だと読めない英文いっぱいあるよ。ああいった口語の英語はネイティブの英語感覚が身についてないと意味が取れない事が多い。

 

例えばこういう英文

This anime doesn't have the right to be even half as good as it is. But at best it has been brilliant. 

 

伊藤和夫の英語理論だとこういう英文はまず意味が取れないだろうね。断言は出来ないけど彼の英語理論だとこの"as it is"が何を意味してるのか恐らく理解できないはず。彼から言わせたらこんな教養がないネイティブが適当に書き殴ったような英文なんて読めなくてもいいとか言いそうだが、

ここで一つ知っておいてほしいことは、ネイティブはみんなこの英文読めるということなんだ。教養があろうがなかろうがみんな読める。これは実際に私が複数のネイティブに読み方聞いたから間違いないよ。彼らはみんなこの英文を見た瞬間理解する。それはどういうことかというと、ネイティブと実際に会話してるときに、こういう言い方を普通にしてくると言うことなんだ。ネイティブはこっちがネイティブレベルで英語理解するという前提で話してくるからね。つまりこういう英文も読めないとそこで会話が止まってしまうということ。"Sorry, I don't understand what you mean."といっていちいち聞き直さなければならない。だからこの英文はネイティブが適当に書き殴った英文だから読めなくても良いという理屈は通用しないんだよ。これ実際に英語使ってる人ならわかると思うよ。だから彼らが日常的に書いてる英語が読めないということは大問題なんだよ。会話ができないということだからね。本の中で分からない英文があったら何時間もかけて調べることできるけど、ネイティブと会話してるときはそんな時間ないからね。

 

 

(注)上の英文の読み方知りたい人は下の記事で詳しく説明してるので興味あれば読んでください。

 

zisakuzienita.hatenablog.com

 

 

 

 

 

さらにもう一つ伊藤和夫の英語理論では説明が難しい口語文を紹介すると

A:"What is it about the Nintendo Switch that many people are buying?"

 

これ意味取れる?

 

「多くの人が買ってる任天堂スイッチっていったい何なの?何でこんなに売れてんの?」

 

って感じの意味。

普通にネイティブはこういう言い方するからね。

この英文、多分伊藤和夫の英語理論では説明できないんじゃないかな。詳しくは知らんけど彼の理論では恐らくこの"it"が何なのか説明出来ないはず。この"it"はネイティブの英語感覚がないと意味取れないんだよ。

 

この"it"は、

B:"It is hard to beat the game"

C:"I like it when she is singing a song next to me"

 

の"it"と同じ働きしてる。多くの日本の英語学習者が馴染み深いのが英文Bのitだよね。仮主語と教えられたはず。でもこれを仮主語とか言ってるからネイティブの英語感覚が身につかないんだ。

 

とりあえずAの英文を説明すると、

英文Aは

"What is it"

"about the Nintendo Switch that many people are buying?"

 

と分けて考えた方が分かりやすい。

 

まず最初の

"What is it"だけど取り敢えず分かりやすくするために”?"つけて

 

"What is it?"

 

ってしとくね。

この英文は「一体それって何なの?」って驚いてるわけ。ここで気になるのは"it"の内容だよね。「それ」って言ってるけどそれって何なんだよって思うよね。

 

ここがネイティブの英語の特徴で、この"it"はこの英文言ってる人の頭の中でこれから言おうとしてることを「それ」って言ってる。

つまり

"What is it"と言ってる時点で、"it"の内容知ってるのはこの英文言ってる人しか知らない。

でもそれだと聞いてる人は理解できないよね。"it"がなにを指してるのかわからないわけだし。だから後からその"it"の内容を説明するために

 

"about the Nintendo Switch that many people are buying?"

 

って部分を追加で言うんだよ。つまりこの"it"は

 

"about the Nintendo Switch that many people are buying?"

 

この部分を指してる。

これがネイティブの典型的な"it"の使い方で、ネイティブはまず最初に「それって一体何なの?」って感じで"it"の内容を説明することなしに"it"を使う。この時点で「それ」の内容を知ってるのは発言者だけ。でもこれだと相手に意味が伝わらないから、後から「多くの人が買ってる任天堂スイッチについてなんだけどね」って付け加えて、"it"の内容を説明する。

これが典型的なネイティブの"it"の使い方でこれが理解できないとこの英文理解できないと思う。

 

 

このやり方で

 

B:"It is hard to beat the game"

 

この英文も説明すると、

この英文も

"It is hard"

"to beat the game"

を分けて考えたほうが分かりやすい。

 

この発言者はまず

"It is hard"、つまり「それは難しい」というわけ。この時点で"it"の内容知ってるのはこの発言者だけで、聞いてる方は"it"がなにを指してるのか分からないから、「それ」って一体何だよってなるよね。

 

だから後から

"to beat the game"

の部分を付け加えて"it"の内容を説明するわけ。つまり「それ」の内容は「そのゲームをクリアすること」だよね。

こういう風に"it"を使うのがネイティブであって、こういう"it"の感覚を身につける事が重要なんだ。この"it"を仮主語なんて説明してるのは、英文の表面の「形」だけみて適当な説明してるだけなんだよ。

 

B:"It is hard to beat the game"

 

この英文みて、この"it"が何なのかよくわかんないから仮主語とか言ってお茶を濁してるだけ。学校とか従来の文法書で教えられてる文法は全部そう。でもそこにはネイティブの視点が全く無いんだ。ネイティブは何でここで"it"を使うのか、そういうネイティブの感覚を身に着けていくのが英語を学ぶ上で非常に重要なことなんだ。このネイティブの"it"の感覚を身に着けると英語書くとき楽になるよ。

 

最後の

C:"I like it when she is singing a song next to me"

 

この英文も全く同じ。この"it"が主語で使われていようが目的語で使われていようが使い方は全く同じ。

この英文も分かりやすくするために、

"I like it"

"when she is singing a song next to me"

 

を分けて考えるね。

まず最初の

"I like it"だけど、この発言者は最初に「私はそれが好きです」と言ってしまうわけ。当然この"it"の内容を知ってるのは発言者だけ。それだと意味が相手に伝わらないから、

後から

"when she is singing a song next to me"

と言って"it"の内容を説明してる。

 

 

 

あとこれは実際にネイティブがフォーラムで書いてた英文。

"How is it to play DQ1 now ? I think the first Final Fantasy is still really fun, but I have never tried Dragon Quest."

 


こういう英文もほんとネイティブっぽいよね。

これも分かりやすくするために

"How is it"

"to play DQ1 now ?"

を分けて考えるね。

 


まず最初に"How is it?"「それはどんな感じ?」と"it"の内容を説明せずに

言うわけ。その"it"の内容を後から"to play DQ1 now"で説明する。"it"の内容は

DQ1を今プレイすること」だよね。

 

 

こういう"it"の使い方ってネイティブは多用してるし、絶対に身に着けないといけないのになぜかきちんと教えられていないよね。

 

B:"It is hard to beat the game"

 

こういう英文だけ取り上げてこの主語は仮主語とか訳のわからん教え方してる。それだと応用がきかないし、ネイティブが何でここでitを使うのかもさっぱり分からない。

こういうネイティブの視点って伊藤和夫の英語理論には殆どないよね。It..to..構文と説明するだけで、ここで何でネイティブがitを使うのかネイティブの感覚を説明せず、ただ英語の表面の「形」だけ見て説明してるだけ。もちろんそういう読み方でも意味は取れるよ。でもそれは意味が取れるだけであってネイティブの読み方とは程遠いんだよ。読むときは文脈とか前提知識とかで補えるからいいとしても、そういった文脈や前提知識で補えないでその人の英語力がもろに現れるライティングでは、こういうネイティブの英語感覚が身についていない人の書く英文はボロボロになる。そしてこういった感覚はネイティブとの日常的なやり取りの中で少しずつ身に着けていくのであって、文法書と辞書使った旧来の勉強法では身につかないんだよ。だから英語は実際に使わないと上手くならないんだ。泳ぎ方について書かれた本読むだけでうまく泳げるようになるわけ無いでしょう。それと一緒で文法書や辞書の字面読むだけでその言葉が上手く使えるようになるわけないんだよ。

 

例えば

He has studied English for ten years.

この英文で彼は10年英語勉強してると言ってるけど、彼は今現在も勉強してるか、もうしてないのかどっちかわかる?

 

答えは今も勉強してるよね。現在完了系は現在を含むわけだし。

 

次にこの英文

He studied English for ten years.

 

この英文は彼は10年英語勉強したといってるけど、彼は今も勉強してるのかしてないのかどっちかわかる?

 

それについてはこの英文では何も語ってなくて、ただ彼は10年英語の勉強したと言ってるだけだけど、

恐らく彼は今は勉強してない可能性が高いよね。何故かというと今も英語の勉強してるならstudied と言わずに、has studied と言うはずだから。ここであえてstudied と言ってるということは暗に今はもう英語の勉強してないと言ってるわけ。

 

この辺の使い分けは英語書く上で非常に重要で、ネイティブはどういう時に現在完了形使ってて、どういう時に過去形使ってるのか常に読むときに注意を払って、ネイティブの現在完了形の使い方を学んで、それを自分の英文書くときに生かしていかなければならない。これがネイティブから英語を学ぶということ。

 

文法書の現在完了形の定義読んで理解したとしても、それだけだと使い物にならないんだよ。実際にネイティブ相手に英語使って、ネイティブは一体どういう時にどういう現在完了形の使い方してるのか日常的に見て、実際に自分で使ってみる。その書いた英文をネイティブチェックにかけて、この現在完了形の使い方が正しいかどうか聞いてみる。そういうことを何年も繰り返して初めて現在完了形を使えるようになってきたと言えるんだよ。文法書の字面読むのが英語の勉強じゃないんだ。そうやって実践で身につけた現在完了形の感覚をネイティブの英語感覚と呼んでて、このネイティブの英語感覚を身につける事が英語を学ぶということなんだよ。

もちろんこのことはあらゆる文法事項とか単語にも当てはまるよ。例えばrealizeとnoticeの違いとかね。どういう時にネイティブはrealize使ってて、どういう時にnotice使ってるのか常にネイティブを観察してその使い方を吸収する。そして実際に自分でも使ってみて後でネイティブチェックかけて修正していく。これを繰り返して行くことによってrealizeとnoticeのネイティブの感覚が身についていくんだよ。辞書の字面読んでるだけでこんな感覚身につくわけないんだよ。これが英語を学ぶということ。こういうこと日常的にしてないとネイティブのような自然な英文書けるようにならないからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スマホタブレット、PCといったネット端末を使わないとライティングの勉強は出来ない

 

紙の辞書と文法書片手に英語を勉強する時代は終わったよ。実際に英語を使うからこそ、以下のチャットログのように数年に渡って私を日本語勉強してるアメリカ人だと思ってたという笑えることも経験出来るんだ。英語圏のコミュニティでは当然みんな英語使ってるので、プロフィール欄に自分の出身国書かないと、直接聞かない限り推測するしかなく、私もこの相手の出身国を知らない。多分非ネイティブだろうなと思うぐらい。

 

 

以下がその時のチャットログ

 

(私)Installed Gboard into my fire7, but it doesn't have any JP language pack and I have no idea how to install it.


(相手)@*** I didn’t know you speak Japanese


(私)@*** Really? Did you think where I am from?


(相手)@*** After all these years I thought you was from the United States my friend


(私)@*** Oh, that's surprising. I thought you knew I was from Japan.


(相手)@*** I didn’t at all lol. I always thought you was from states and learn Japanese language

(私)@*** Haha! That's really interesting. My English isn't good, so I thought many people would notice I was not a native English speaker.

 

 

 

また別の人とのチャットログ。

相手はネイティブ。

 

(私)I played a ps4 through pc for the first time. I hardly feel any lags, but the screen on my laptop is so cheap, not IPS, so the graphics aren't beautiful so much.

(相手)@*** Yeah for regular and slim ps4 it streams at 720p and ps4 pro streams at 1080p at the same bitrate, so the graphics quality is reduced right away. I just got ny ps4 last week so good to hear lag will not be an issue.


(私)@*** Yeah, I only played some RPGs, but I didn't feel any lags. If they were FPS games like COD, I may have felt lags, but I guess no one would want to play FPS games on the remote play.


(相手)@*** Maybe single player I would not do competitive FPS. Anyways I'll get to see for myself. Have you tried PS Vita remote play?


(私)@*** No, I have not tried it on my Vita. I hacked my Vita to play retro games, so I guess it can't connect to the ps4.

 

 

 

相手は非ネイティブ(だけどこの人はネイティブレベル)

 

(私)I feel nostalgic when I remember when I was enjoying anime


(相手)@*** Same


(私)@*** I got older.

(相手)@*** I got bored, it stopped catching my attention. Just games now.

(私)@*** Yeah, I feel multilayer games are more exciting too.

(相手)@*** I used to like single player games, but I don't play them at all anymore too

(私)@*** I understand your feelings. Now I only play retro games, but I was getting crazy about MMOs and MOs like DQ10 or PSO2 before.

 

 

相手はネイティブ

 

(私) But this shit analog stick of vita. It always move automatically. Never buy Vita 2000. This is a defective product.

(相手)@*** I had that problem. Had to take the vita apart and replace the stick. It was really difficult to find a replacement for vita 2000 analog stick

(私)@*** Yeah, this stick problem is very annoying. I sent my vita to Sony to repair the left analog stick once, and they replaced the stick but my vita got the same stick problem again. I can not help but say the vita2000 itself has a structural flaw


(相手)@*** Is the left stick always moving 'up' on its own? That's what was happening to mine

(私)@*** Yes, my left analog stick always moves "up" automatically, too.

 

 

 

相手はネイティブ

 

(私)I want a saturn controller for ps4

(相手)@*** You should get one of these then. I bought a wired one for my Saturn and it's a good controller.

(私)@*** Does it work on ps4? I know they are making Sega Saturn controllers for pc and so on, but I'm not sure if it works on ps4. As far as I looked at their sites, I feel it works on Switch, pc, ps3, but not on ps4.

(相手)@*** Doesn't look like they'll work with PS4 out of the box. You might want to look at this adapter from Mayflash if you decide to get a RetroBit Saturn controller.

(私)@*** Oh, thanks! The adapter is 4,800 yen on amazon, so it's kinda severe to get it, but I'm glad I can confirm the retrobit's SS controller doesn't work on ps4.

 

 

相手はネイティブ

 

(私)I don't know what Discord is for, but I often hear the word, so downloading it.


(相手)@*** Ah yes. I use discord quite a bit. It's the popular chat client to communicate with any online friends. I often use it when playing online games with them. You can do text and voice chat...


(私)@*** Oh, I see. I just downloaded it and created my account  but I realized the app wasn't for me. I thought there might be any forums or something there.


(相手)@*** You could find something similar to a forum. If you find a Discord channel for discussing specific topics it could be considered something of the same .... Discord channels of course being a thing multiple users join to talk stuff in...


(私)@*** Oh Discord channel. That's it! I have heard there is something similar to forums on Discord before, but I wondered why there was no forum on my app.

 

 

 

英語圏でのチャットの流れは大体こんな感じ。その他にもツイートしまくってたらそのうち上手くなる。最低1万ツイートは必須だろうね。当然全部英語ね。2万から3万ツイートぐらいしたらかなり英文書くの楽になるよ。日本語思い浮かべないで言いたいことを直接英語に出来るようになるからね。書く時にいちいち日本語思い浮かべないと書けないというのは慣れてない証拠。日本語いちいち思い浮かべてたら、その日本語に影響された英文になるに決まってるんだよ。

 

 

 

(注)この辺の英語の書き方を知りたい人は以下の記事をお読み下さい

 

zisakuzienita.hatenablog.com

 

 

 

上で書いてる英文のように、実際に使うときは自分の言いたいことを分かりやすい簡単な言葉で言うことが大切で、伊藤和夫のような教養のある英語使ってる人なんて誰もいない。むしろそういった難解な難しい英語を書くというのは英語使い始めの初心者である証拠なんだよ。難しい英語使って自己満足に陥ってるだけ。伊藤和夫もこのレベルだね。

 

伊藤和夫の実際のライティング力は、一通り文法身につけた初心者が辞書使いながらヒイヒイ言って英文書いてるのとそれほど大差ないから。もちろん実際に英文書いたら伊藤和夫の方がずっと上手く書けるだろうが、ネイティブのような自然な英文書けるようになるには実際にネイティブ相手に英語を使う必要があるので、5年、10年という長いスパンでみたら両者は大差ないんだよ。むしろ実際に英語使い始めたらこの初心者の方が数倍上達が早いから、伊藤和夫のライティング力なんてすぐにこの初心者に抜かれるだろうね。なぜなら初心者の方が余計な知識持ってないのでネイティブの英語を素直に吸収できるから。これは皮肉な話なんだが、伊藤和夫のように文法書と辞書片手に何十年も英語勉強した人ほど自分独自の英語理論をもってて、そういった英語理論は実際にネイティブ相手に英語を学ぶ段階になったら非常に大きな障害になるんだ。ネイティブの英語を素直に吸収出来ずに、ネイティブの使ってる英語は乱れた間違った英語だと拒否して、自分の英語こそが正しい本来の英語だと言ってその英語を使い続けるからね。伊藤和夫がまさにこの罠に陥ってる。こんなこと言ってたら永遠に英語上手くならないから。

 

 

 

 

 

 

 

 

○難解な本の中の英文と日常的に英語圏で使われてる英文は全く別

 

 

よく「英語は読めないと書けない」と言われてるよね。確かにこれはあってるし、読めない英文は書けないのは事実だけど、この言葉は英語を書けるようになるにはどういう英文を読むべきか何も言ってない。日常的にネイティブがネットで書いてる英文というのは口語の英語なんだよ。これは日本人でも同じでツイッターなどで使われてる日本語は口語の日本語で、本の中で使われてるような堅苦しい言い方なんて普通しない。だから上の言葉は、

 

「(口語の)英語を読めないと(口語の)英語は書けない」

 

こう言えるよね。つまりいくら難解な本読んでても、ネイティブが日常的に書いてる自然な英文は書けるようにならないんだ。口語の英語の使い方を学ばなければならない。本の中の英語は本の中で使われてる英語で、それをそのまま日常生活で使ったらおかしいんだよ。こういう当たり前の事を伊藤和夫は理解してない。いや、理解してないというより実際は出来てないといったほうが正しいかもしれない。というのも伊藤和夫の英語学習法という本で彼は次のようなことを書いてるから。

 

 

 

伊藤和夫の英語学習法P103からの引用

 

生徒:僕はいつも、暗記しようという志を立てては挫折してしまうんです。何かうまいやり方はありませんか。

 

伊藤:うまい下手より志の強さだね。何を暗記するかという問題は実は難しいんだ。入試英作文難問集の答えなんかを無原則に暗記しても仕方ない。だいたい、英作文の回答というのは日本語にとらわれすぎて、正しい英文であっても、大部分死んでるからね。じゃ教科書を覚えようということに君の頭が向かうのは当然だが、大学受験生が英文解釈のために読む文章は、作文用としては程度が高すぎるんだ。ああいう文章の相当部分は、英米の一流の作家、評論家、学者の文章、少なくとも文章で世に立ってる人の文章なんだし、しかも、それらは英文読解用の養成やテストに使われる文章だから難解であることが多く、時には悪文とさえ思えるような文章なんだ。英米人でもこれだけの文章が書ける人は、ごくかぎられているはずなんだよ。ところが、入試の英作文で要求されているのは、さきほどから言ってるように、英作文難問集の解答などに見られる難解な文章ではなく、構文は従属節が一つ、多く含まれていても2つ程度の平易な文章なんだ。この2つのタイプの文章があまりにちがっているために、君たちの場合、英文解釈で大事と言われた構文や熟語を英作文で使って成功することは少ない。前の時間にリーダーで習ったことをそのまま使って文章を書けば、先生はよく出来たとほめて二重丸をつけてくれるような幸福な時期は君たちの場合には終わったと考えるのがいい。そういう半端な知識を英作文に持ち込んでつぎはぎしても、2,3行の英文の中に、樋口一葉とまでは行かずとも、夏目漱石芥川龍之介太宰治が同居しているようなことになってしまうのが落ちだから。

 

 

以上が伊藤和夫の英語学習法からの引用だが、まさに伊藤和夫の言ってる通りだと思う。難解な本の中の英文を使って英文書いてもそんな英文は日常的にはネイティブは使ってないから書いたらおかしいんだよ。上のような文章みたら、「さすが伊藤和夫だ、よく分かってるな」と思うけど、ここまで分かってる人がなぜネイティブの意見を教養がないと言って無視していたのか理解に苦しむんだよ。いってることとやってることが違い過ぎだろう。

つまり彼は何も分かってないんだよ。分かってる「フリ」してるだけで、実際は自分で出来てない。出来てたらネイティブの意見を素直に受け入れて実際に英語圏で日常的に使われている英語を学ぼうとしたはず。

 

自分は出来ないこと、経験してないことでも分かってるフリして説明するというのは伊藤和夫の特徴で、彼は同じ英語学習法の本で次のようなことも書いてる。

 

>文法的に間違いのない文章を書く訓練までは、一対多数の形をとった教室でもやれるけど、そこから先はマンツーマンでないとだめなところがあるから。英作文の力が伸びるかどうかは、いい指導者を個人的に見つけられるかどうかも大きいね。

 

この発言も実際その通りだと思うよ。言ってることは正しいんだけど、じゃあ伊藤和夫の英作文の指導者って誰だったの?当然そういう指導自分も受けたからこんな発言したんだよね?ネイティブじゃないことは確かだろう。彼はネイティブのこと教養がないと言って馬鹿にしてるからそんな人に習うわけないよね。じゃあ必然的に日本人の指導者ということになるけど、伊藤和夫に英作文の指導ができるレベルの日本人なんて当時だとほんと限られてくるだろう。むしろそんな指導を彼はほとんど受けた経験が無いと考えるのが自然だよね。せいぜい学生の頃、先生から添削された程度で英作文の指導者なんて人に習った経験があったなんて思えないよね。もし本当にそういう人に習ってたなら

 

>自分が正しいと思って教えた英語について、生徒から「外人に聞いたらよくないと言われました」と言われて深刻に悩んだ経験は多いよ。

 

こんな発言しないよね。外人に良くないと言われて深刻に悩むぐらいなら自分の英作文の指導者に聞いたらいいんだよ。そんな人が本当にいたならね。いないから深刻に悩むんだよ。どれが正解か自分では判断出来ないから。彼はこのように自分が経験してないことでも分かってるフリして発言する傾向があるんだよね。

 

 

 

 

あと同じ英語学習法からのこの発言

 

>英作文は自分で文章を作るんじゃない、英語の考え方、英語を母国語として使う人の発想を模倣するんだけど、要領の良い人はまず正しい英文だけに接することで、頭の中に正しい英語が出来上がる。ところが要領の悪い学生は必要な英語を頭の中に入れないままで、苦労して英語でないものを「作る」んだ。正しい英語の考え方は正しい英文に接することによって出来上がるんだけど、努力して英語でない文章を作った場合には、その結果できた「非英語」が本人の意志とは無関係に頭に刻みつけれれることになる。しかも努力が大きければ大きいほどその傷跡もかえって深く、10ページや20ページの正しい英文に接してももう消えないんだ。

(引用終了)

 

 

 

基本的にこの発言も正しいこと言ってると思うよ。間違ったこと覚えたら修正すればいいだけだから言い過ぎだとは思うけど。間違うことを恐れてたら英語書けなくなるからね。自分で文章作ってその文章がボロボロでも常にネイティブと接していたら自分の英文が修正されていってどんどん自然になっていくの私自身が経験してるからね。間違いながら上手くなっていくのがライティングだから。

 

 

 

ただ私が疑問なのは

 

 

>英作文は自分で文章を作るんじゃない、英語の考え方、英語を母国語として使う人の発想を模倣するんだ

 

 

 

こういうまともなこと言ってる人が同じ本で

 

 

 

生徒A(伊藤の自演キャラ)「相手、つまりnative speaker と言われる人たちの教養の問題もあるんじゃないでしょうか。」

 

 

>「外人」も人が違えば言うことが違うことに気づいてね。特に大学受験程度の英語が読みこなせるのは、一部の外人だけだということも分かった。

 

 

>【外人の限界】

 

 

 

 

こんな真逆のこといってるんだよ。言ってることが全く一貫してない。

口では

 

英語圏の人たちの発想を模倣する」

 

ともっともらしいこと言っておきながら、他方で

 

「ネイティブの意見を教養がないと無視して独りよがりの英文を書いて満足してた」

 

 

んだよ。全然自分で出来てないでしょう。

正しい英文というのはネイティブが日常的に使ってる英文なんだよ。だから700選のようにネイティブチェックをかけてない例文集を出すなんてありえないんだ。彼が作った700選のせいでどれだけの人が、

 

>努力が大きければ大きいほどその傷跡もかえって深く、10ページや20ページの正しい英文に接してももう消えないんだ

 

こんな状態に陥ってるんだろうね。だから700選は絶対に使ったら駄目だと言ってるんだよ。正しい英文というのはネイティブが実際に使ってる英文であって、つまりネイティブと日常的に接してないとどういう英文が正しい英文なのか分からないから。ネイティブが「どういう時」に「どういう言い方」してるのか常に見てないと真似しようがないんだ。

 

700選の英文みてて思うけど、伊藤和夫は日本語をそのまま英語に置き換えてるね。もとの日本語にはこう書いてあるからといってそれをそのまま文法知識使って英文に置き換えてる。

つまり

 

>英作文は自分で文章を作るんじゃない、英語の考え方、英語を母国語として使う人の発想を模倣するんだ

 

こんなこと全然出来てない。そもそも普段ネイティブと接してない人がどうやって「英語を母国語として使う人の発想を模倣」するんだよ。当時はネットも無いのに。

 

「英語を母国語として使う人の発想を模倣」出来る人が何で

 

>自分が正しいと思って教えた英語について、生徒から「外人に聞いたらよくないと言われました」と言われて深刻に悩んだ経験は多いよ。

 

この程度で深刻に悩むんだ。外人の発想を模倣して英文書いてるんじゃなかったの?口だけだったの?

こういうとこからも彼は分かってるフリして話してるのよく分かるね。

 

 

 

 

 

 

 

 

○例文丸暗記してそれ使って英語書いてもネイティブのような自然な英文にはならない

 

 

新基本英文700選のまえがきには本書の使用法として次のようにことが書かれている。

 

>右ページの日本文を見れば左ページの英文をすらすら言えるところまで暗誦してください。英作文に上達する道はこれ以外にありません。

 

また(無印)基本英文700選のまえがきにも少し言い方が違うが次のように書かれている。

 

>次に、右頁の日本文を見れば、左頁の英文が頭に浮かび、すらすら言えるところまで暗誦に努めること。(英作文に上達する道はこれ以外にないのである。)

 

 

 

また伊藤和夫の英語学習法という本で彼はこんなことも述べてる。

 

 

【700選批判】

 

(注:この見出しも本の中で書かれている。つまり批判があったのを伊藤和夫は知ってたということ)

 

生徒A:やはり先生の「基本英文700選」を覚えろということですか。

 

伊藤:何もそんなことは言ってはいないよ。編集の方針と例文の選択がしっかりしていれば、あれにかぎるわけじゃない。

 

生徒B:あの本は例文が長すぎるという人もありますよ(注:原文のママ)

 

伊藤:ま、人それぞれの力によるさ。しかし、目標を一流の所に置くなら、700の中に2行を超える文章がひとつもないのに長すぎるはないだろう。

 

生徒A:あの本を全部覚えた人はひとりもいないと聞きました。

 

伊藤:あの本を買いはしたが積んでおくだけに終わった人たちの怨念を君たちは代表してるみたいだね。

(引用終了)

 

 

 

 

伊藤和夫をはじめとして多くの人が誤解してるけど、例文丸暗記してそれ使って英文書いてもネイティブのような自然な英文にはならないんだよ。この後詳しく述べるけど重要なのは例文を暗記することじゃなくて、その例文の表現を何度も実践で使ってその言葉の使い方を身につけることが重要なんだよ。実際私は一切例文暗記などしてないからね。あんな苦痛な勉強やるわけないでしょう。その代わりかなり大量の英文書く必要あるよ。私の感覚だと2,3万は書く必要あると思ってる。もちろん個人差あるから他の人はどうか知らんけど。だから英語は実際に使わないと上手くならないんだ。ライティングの練習のためだけに大量の英文を書き続けるなんて出来ないから。でも楽しみながら英語使ってたら苦痛なく英文書けるよね。その結果上手くなるだけ。実際私も勉強してる感覚あんまり無いからね。苦痛な勉強なんて続くわけないからやってたら駄目なんだよ。

 

 

それとよく700選はあらゆる英文の「型」が収録されてるから、これさえ覚えたらあらゆる英文書けるとか言ってる人がいるけど、何も英文の書き方分かってないね。根本的に英語の書き方間違ってる。自分が言いたいことを言うのにあらゆる英文書く必要なんて全く無いんだよ。少ない言い回しでも十分言いたいことは言える。そういう発想してるから日常的にネイティブが使ってない英文書いてしまって、ネイティブからそんな言い方しないって言われるんだ。

 

ということは必然的に少ない言い回しを使い回すことになるが別にそれで構わないんだ。それで自分が言いたいことが相手に伝わってコミュニケーション取れてるんだから。私もよく使う英語のパターンとかそんなに多くないよ。でもそれで何の問題もなく英語使えてる。使えるパターン増やしたいと言うなら問題なくネイティブ相手に英語使えるようになってから増やせばいいんだよ。何のために英語を書くのかというと「自分が言いたいことを相手に伝えるため」だよね?決して多様な英文書くためじゃないはずなんだよ。ここを理解したら

 

「700選はあらゆる英文の「型」が収録されてるから、これさえ覚えたらあらゆる英文書ける」

 

こういう発言がいかに何も分かってないか理解できるよね。あらゆる英文書けたから何なの? 相手に「あらゆる英文書けるアピール」するために英文書いてるの?

 

それに例えあらゆる英文の型知ってても、じゃあその型を使って自分が言いたいことを上手く英文として落とし込めるのかと言ったら覚えてるだけでは無理なんだよ。その型の使い方を何度も実践で使って習得しないといけない。「覚えてることと使えることは別」なんだ。

 

例えば

I wonder if this game is enjoyable.

という例文があったとする。

でもこの例文覚えただけでは使えないから。

日常的に

I wonder if he went to that park today.

I wonder if she likes the book.

 

こんな風にI wonder ifを使った英文を日常的に書いて、このI wonder ifの使い方を身体に染み込ませるんだよ。暗記するんじゃなくて使いまくって身体に染み込ませる。だから大量の英文書く必要があるんだ。身体に染み込ませないと自由自在に使えないから。私が例文暗記なんて意味ないと他の記事でも何度も言ってるのもこのため。たかが例文暗記した程度で自由に使えるようになるわけないから。

 

つまりいくら自分は700の型「知ってる」と言っても、その型を使って自分が言いたいことを上手く英文として表現する能力が欠けてたらボロボロの英文しか書けないんだよ。ライティングで重要なのはどうやって自分の言いたいことを英文として落とし込むかなのに、その訓練せず例文ばっかり覚えてても意味ないんだ。

そしてそういう自分が言いたいことを英文に落とし込む能力があったら少ない型でも問題ないんだよ。むしろその少ない型でいかに自分が言いたいことを表現出来るかという能力の方が重要。いわゆるやり繰りする能力ね。自分が身に着けてる英語の範囲内で自分の言いたいことを英文にするんだよ。この能力ないとチャットで詰まりやすい。知らないから書けないでは駄目なんだ。知らなくても言い方工夫して英文にする能力がライティングで非常に重要なんだよ。だからただ覚えてる型の数を増やせばライティング力向上するわけでもないんだ。自由自在に使えるレベルまで使い込んだ型をどれだけ身につけてるかが重要なわけ。日頃日本語書くときにあらゆる日本語の型使って書いてるの?普通は決まったパターンの言い回しを何度も繰り返して使ってるよね。だから人によって書く文章に特徴が出るんだよ。英語でも同じ。

そういう意味で700例文なんて多すぎるね。最初からこんなに覚えても使いこなせるわけ無いから。逆に伊藤和夫は英語の書き方分かってないから数増やして700例文にしたんだろう。彼は自分が言いたいことを英文に落とし込む能力が欠けてたから覚える例文の数を増やすしかなかったんだ。こんなことしてたらほんときりないからね。英文書けないのは覚えてる例文の数が足りないからだといってたら。

 

1,思いついた日本語を英文に翻訳する

2,自分が言いたいことを英文にする

 

この2つはまったく違うから。

1をやってるから大量の例文覚えなくてはならなくなるんだよ。

あまり一般的には強調されてないけど実はここが英文書けるかどうかの境目だからね。

 

 

 

 

 

 

 

○本当のライティングの勉強方法とは

 

英文書く時は基本的に全部1つ1つ自分で決めて書いていくんだよ。

つまり

何でここで”a"を付けるのか、"the"では駄目なのか、
何でここで"realize"使うのか、"notice"では駄目なのか
出来るだけ自分なりの根拠を持って書くようにしてる。

 

もちろんその根拠が間違ってる時もあるよ。その時は修正すればいいだけ。

 

こうやって

自分なりの根拠を持って書く→間違ってたら修正→自分なりの根拠を持って書く→間違ってたら修正→........

 

これを繰り返して、英文書くときの根拠をいかにネイティブレベルに近づけるかが本当のライティングの勉強方法なんだよ。
だから普段からネイティブ相手に英語を使ってないとこの「修正」が
出来ないからライティング力付けるの無理なんだ。

 

「ネイティブはこの場面ではこういう言い方するんだ。次から自分も使ってみよ」

「ネイティブはここでは"a"つけるのか、次から付けるか」


自分一人で例文暗記してるだけで実際にネイティブ相手に英語使わない、ネイティブチェックもかけないならこういう「修正」が出来ないよね。
だから間違ってる部分をずっと使い続けてしまって上達出来ないんだよ。

 

そしてその英文書くときの根拠なんだけど、突き詰めていくと言語化出来るレベルを超えて感覚の領域に達する(これ大げさでも何でもなくて、例えばどういう時にaを付けて、どういう時に付けないかなんて1つ1つ言葉でいちいち説明できるわけ無いでしょう。可算名詞にはaを付けるなんて文法書の説明なんて実際には殆ど役に立たない)。

つまり言葉での説明はただのヒントであって(自転車の乗り方を言葉で完璧に説明するのが無理なのと一緒)、最終的には自分で英語使いながらこの感覚を磨いて(感覚レベルで根拠を微調整する感じ)、いかにその根拠をネイティブレベルまで持っていくかが重要になってくる。そしてこれがネイティブの英語感覚を身につけるということなんだよ。難しいこと言ってるように聞こえるかも知れないが、言葉で説明するから難しいように思えるだけで、出来る段階になったら自然に出来るようになるから。実際私も誰にも教えられてないからね。せざるを得ないからするようになっただけ。


このように英語を実際に使いながらこの感覚を磨いていくしか無いんだから、英語は実際にネイティブ相手に使わないと上手くならないんだよ。それ以外にこの感覚を磨いていく方法が無いから。

 

 

 

参考までに、下の英文は私が英語でツイート始めて10日目ぐらいにツイートした英文。今から10年以上前。

 

英文A
"Many of Japanese think that it is unfair to use a pistol.
Therefore, many characters of games and anime are always swinging a sword."

 

そしてこれが私が今同じ内容を書いた英文

英文B
"Many Japanese people think it's unfair to use a gun, and it's one of the reasons why many characters in japanese games or anime are always swinging swords."

 

 

当時のことよく覚えてるけどその英文Aのような英文書くのに当時は10分ぐらいかかってたからね。つまり1時間で6ツイートしか出来なかった。最初はみんなこんなもんなんだよ。たった1つの英文書くのにも辞書とか駆使してヒイヒイいいながら時間かけて書くしか無いから。最初から上手く書ける人なんていない。でもそれを続けていたらだんだん書く時間が短くなっていって英文も精錬されていくんだよ。

上の英文と下の英文比べて見たら分かるけど、下の方が英文が精錬されてるよね。上の英文は乱雑でぎこちない。初心者が辞書片手で英文書いたら大体上のようになる。だから英文見ただけでその人が英語書くのに慣れてるかどうかだいたい分かるんだよ。英文が精錬されてないから。細かい文法的ミスを見てるんじゃなくて全体として英文が精錬されてるかどうか見てる。精錬された英文は英語書くのに慣れてないと書けないからね。

でも英文Aでも普通にネイティブに通じるよ。その英文もネイティブに当時リツイートされてリツイートログに残ってたからここで取り上げただけ。そういう意味で通じる英文書くのは結構簡単なんだよ。一通り文法知識身につけたらいいだけだから。でもネイティブのような自然な英文を書こうと思ったら非常に難しいからね。だからみんな書けないんだよ。簡単に書けそうなんだけど実際に書いてみると書けないんだ。だいたい英文Aのようになる。

 

伊藤和夫は英文Aのような英文しか書けないよ。700選の例文1とかまさにAのような英文だし。彼は恐らく英文あんまり書いてないよ。彼の英文見ただけで英語書き慣れてないのすぐに分かる。英文が精錬されてないからね。

 

そもそも本人が

 

伊藤和夫の発言

>英作文の答えは、古くてもいい、ぎこちなくてもいい、英米人が読んでわかり、日本文の意味の主要部分が相手に伝わりさえすれば良いというのが僕の考えだ。

 

こんなこといってるんだからどうしようもないよ。要は正しい英文書けないんだから仕方ないだろって開き直ってるんだよ。自分が書けないんだから正しい英文を他人に教えられるわけないよね。

 

 

 

実際彼は伊藤和夫の英語学習法という本でその辺のことを

次のように答えている。

 

生徒:ちょっと話は違うんですが、学校の先生の答を外人に見せると、これはおかしいとか、こんな言い方は今はしないとか言って直されることがあるんです。いま先生が言われた、時代の問題に絡むんでしょうか。

 

伊藤:それもあるね。日本語だって僕はcameraを「写真機」と訳すことになんの抵抗も感じないけど、「解釈教室」を書いたときに編集の人から「写真機」は若い人向けではありませんからと言われて「カメラ」と直したよ。trainを「汽車」と言ってから、あわてて「列車」と言い換えるのも僕だけではないらしいね。「JR」「私鉄」の代わりに「郊外電車」といっても、もう君たちには分からないだろうけれど。

(引用終了)

 

 

 

生徒が言った「学校の先生」というのは当然伊藤和夫のことね。彼も自分が教えてる英文が不自然なの自分で分かってるんだよ。だから言い訳するためにわざわざこういうことを本の中で書くんだ。でも彼はそれを時代のせいにして自分のライティング力不足を決して認めようとしないんだよね。こうやって生徒に「時代に絡むんでしょうか」と質問させて(この生徒も伊藤の自演キャラ)、自分の英文への批判を時代のせいにして逃げてる。このように彼は自分の英語の間違いを決して認めようとしないんだよね。これはライティングの上達にとっては致命的だから。ライティングというのは間違いながら上手くなっていくものだから、自分の間違いを認めないというのはライティングの上達を放棄してるのと同じなんだよ。

 

 

 

実は文法書に書いてる文法理論を使って理詰めで書こうとしても自然な英文にならないんだ。その文法書に載ってる文法理論自体が英文書くのに圧倒的に不足してるから。ネイティブはそんな文法書に載ってる文法理論よりはるかに多くの文法事項を使って英文書いてるからね。

 

例えば下の英文、最近私がツイートしたんだけど、

”I wonder when Windows11 launched. I didn't know it was a thing because I heard Win10 would become the last Windows.”

 

上の英文をネイティブチェックかけて訂正されたのが下の英文。

”I wonder when Windows 11 was launched. I didn't know it was a thing. Because I heard Windows 10 was going to be the last Windows from Microsoft.”

 

普通ネイティブはこの文脈では"become"は使わないんだよ(launchに関しては私の使い方でも問題ない)。通常は上のような言い方するか、"Win10 would be the last Windows”って感じでここではbe動詞を使う。私は過去何度もこの文脈で"become"使ってきてネイティブに訂正されてきたんだけど、忘れた頃にこういうミスしてしまうんだよね。何でかというと日本語では「最後の"Windows"になるだろう」と「なる」を使うのでついそれに影響されて"become"使ってしまう。でも文法的には"become"使っても問題ないんだよ。ただネイティブは通常そういう言い方しないというだけで。こういうことってネイティブに聞かないと自分ではなかなか気づけないからね。文法書使って理詰めで書いてもネイティブのような自然な英文にならないのはこういうことも原因の一つなんだよ。ネイティブが実際にどういう言い方してるか知ってないと正しい英文書きようがないんだ。

 

 

 

もう一つ例を上げれば

これが私が最近ツイートした英文

I played certain game right after the launch and it reached the level 20 in a week, but it had too little contents, and I decided to stop playing it until the big update came out, but I already had no motivation when it actually happened in the last December.

 

これがネイティブチェックかけた英文

this is how i would say it:

I played a certain game right when it launched and reached/got to level 20 in a week, but it had too little content, so I decided to quit for awhile until the big update which happened last December, but by then i had no motivation to go back anymore.

sounds like pso2ngs

 

私:Yes, it's about PSO2 NGS.

相手:

🤣🤣🤣 ok cos same story here lol 🖐️ あたしもそうです

 

 

私の英文の明らかな文法的な間違いは

certain gameでaの付け忘れ

contentで不要なs付けたこと

last Decemberで不要なin theを付けたこと

 

この3つが私の明らかな文法的なミス。その他は私の言い方でも問題ないと思う。

certain gameでaがいることも過去何度か同じようなミスしてるんだけど、

certainっていう単語あんまり使わないから久しぶりに使うとこういった付け忘れして

しまうんだよね。

last Decemberで不要なin the付けたことも、Decemberの前にlast付いてたら前置詞不要なんて知識は知ってるんだけど、実際に書く段階になるとすっぽり抜け落ちるときがあるんだよ。これ書いたときも「月」の前はonじゃなくてinだったなということに意識が奪われて、last付けたときは前置詞自体不要というのを完全に忘れてた。このように知識として知ってるのと、いつどんなときでも無意識で使えるというのは別なんだよ。だからこうやって英文書いてネイティブチェックかけて間違ってたら修正といったことを繰り返して無意識レベルで使えるようになるように刷り込む必要があるんだ。自分の書く英文が間違ってるなんて「当たり前」だからね。間違いながら少しずつ上手く書けるようになっていくんだよ。

 

あと

"ok cos same story here lol"

 

この文章なんだけど。

cosはbecauseの意味。

多分実際に英語圏で使われてる英語知らない初心者だと何でbecause節に主語も動詞も

無いんだと思いがちだよね。

実際日本人が書いたら

because I experienced the same thing as well.

 

こうやってきちんとした文章の形にするからね。

 

cos same story here

ってなんだよこれ、乱れた英語かよって初心者は思いがちなんだよ。

でもこういう言い方は英語圏では「普通」だから。

一応言っておくけどこういう英文教養が無いから使うとかじゃないからね。このネイティブだって私の英文添削してるときはきちんとした英文書けるんだから。つまり時と場所によって使う言葉は変わってくるということ。むしろ英語力あるからこういった崩れた英文書けるんだよ。これで通じるの分かってるから。英語力がない人が書くBroken Englishとはまったく別だからね。ここを混合してるから教養云々言い出すんだよ。彼らはキチンとした英文書こうと思ったらいくらでも書けるから。あえて崩れた英文書いてるだけ。

 

 

 

私も英語使い初めの頃、こういう英文に非常に戸惑ってこれって乱れた英語なんじゃないかと思ってたからね。きちんと主語と動詞があるのが英語だと思いこんでたから。つまり口語の英語をまったく知らなかったということ。こういう文章の形になって無い英文読もうと思ったら伊藤和夫のように英文の形から意味を取る方法は有効に使えないんだよ。英文の形すらないから。そしてこういう英文見てたら実はネイティブは英文の形なんて大して重視してないんじゃないかと思うようになった。だから平気で省略とかするんだよ。これで伝わるんだからこれでいいだろって感じで。ネイティブは英文の形なんてたいして重視してないのに読む方は英文の形を絶対視するのっておかしくない?becauseの後は必ずS+Vが来ると思ってたら上の英文とかおかしいと思ってしまうよね。この辺から伊藤和夫の読み方に疑問を持つようになったんだよね。彼の読み方は型に嵌め過ぎてて柔軟性が無いんだよ。英文の形を絶対視し過ぎている。

 

 

 

例えばさっき上で貼ったチャットログのこのネイティブのツイートだけど

 

(相手)@*** Yeah for regular and slim ps4 it streams at 720p and ps4 pro streams at 1080p at the same bitrate, so the graphics quality is reduced right away. I just got my ps4 last week so good to hear lag will not be an issue.

 

"I just got my ps4 last week so good to hear lag will not be an issue."

 

この英文、"so"と"good"の間に"it's"が省略されてるんだよ。これは書き忘れでもなんでもなくてネイティブはこういった省略を普通にしてくるから。

この件に関してネイティブに聞いてみたところ、

 

ネイティブの説明

 

Informally this is fine.

Formally, it would be:

I just got my PS4 last week, so it’s good to hear that lag will not be an issue.

It makes perfect sense either way.

 

どちらも正しい英文だといっている。

このようにネイティブは普通に文中の主語も省略してくるんだが、伊藤和夫はこういうことを一切説明してないよね。彼は本の中の英語しか知らないからこの"it's"が省略されることがあるなんて知らない。だからああいった表面の英文の形を絶対視した読み方が出来るんだよ。これはほんの一例でネイティブは普通に文章の一部省略してくるからね。それで意味が通じるなら。そういう文章を伊藤和夫式に英文の形を絶対視した読み方だと無理が出てくるの分かるだろう。

 

 

例えは下の記事の英文

 

zisakuzienita.hatenablog.com

詳しくはこの記事読んでほしいんだが、彼は"there is"が省略されただけで途端に構文が取れなくなってるんだよ。こんな省略を許すルールは英語にはないとか言って。

自分の英語理論にピタッとハマってる英文ならスラスラ読めるが、それから少しでも外れた英文だと急に訳の分からない解釈をしだしている。彼の読み方はあまりにも型に嵌めすぎていて柔軟性が無いからこういったちょっとした省略表現にも対応出来ないんだよ。こんなんでどうやって口語文読むんだろうね。こんな省略ばっかりなのに。

 

 

 

 

実際私も英語使い始めの当初、よくチャットしてたネイティブに「あなたの書いてる英文は普通と違うのか?」と聞いたことあるんだよ。あまりにも読みにくい省略とか多用した英文使ってくるから堪らずに聞いたんだ。ちょっとその英文酷すぎだろっていう意味で。普通だと言ってたけど結局分かってなかったのは私の方だったね。ネイティブが日常的に使ってる英語はそういう英語で本の中の英語しか知らない人がそういう英文見たら「この英語は乱れた英語」とか思ってしまいがちなんだよ。いかに自分が狭い世界の英文しか知らなかったかということ。伊藤和夫の英文の形に頼った読み方は本とかニュースサイトとかの英文のように省略とか書き間違いとかなく綺麗な英文を読むには通用するけど、ネイティブが日常的に書いてる生の英文になると対応しきれなくなる。

一応いっておくが、文法が重要じゃないとか言ってるんじゃないからね。ここは誤解しないでね。英文の表面の形を絶対視するのは良くないと言ってるだけで、当然ネイティブが書いてる英文も文法駆使して意味取っていくことになるんだから文法は必須だから。

 

 

またよく英語は論理的な言語だと言われてるけどそういう意見も結局論理的に書かれた英文しか知らないからそう思うだけなんだよ。

"ok cos same story here lol"

いったいこの英文のどこが論理的なのか。日本語だって論理的に書かれた日本文は論理的だろう。口語の日本語と本の中の英語を比べたら当然英語は論理的に思えるよね。こういうことも実際に英語を使って初めて色々分かってくるんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

○非ネイティブにとって崩れた口語文書く難易度は非常に高い

 

 

意外かも知れないが、英語に限らず日本語でも崩れた口語文書くのは「外国人の語学学習者にとっては」非常に難しいんだよ。パターン化するのが難しいから。

このことを分かりやすくするためにあえて日本語で極端に表現すると

 


A:このゲームすごくつまらないです。買って本当に損しました。任天堂には失望しました。

 


B:このゲームクソゲー過ぎだろ。買ってほんと損したわ。任天堂とっとと潰れろよ。

 


C:バブル崩壊後、不良債権問題によって多くの銀行が破綻し日本経済は危機的状況に陥った。

 


AとCの日本文が文法規則に忠実な「形」がしっかりした日本文。

Bの日本文が「形」が崩れてた日本文。

 

この中で書くのが断然難しいのがB。

Bの日本文は教養無い人が書いた文に思えるけど、日本語学習者にとっては書くの相当難易度高い。日本人の日本語の感覚がないとこういう崩れた日本文は書けないんだ。本に載ってる文法規則だけでは書けない。

Bのような日本文書いてる人がいたら相当この人日本語できるなって思うね。書いてる内容はレベル低いように思えるので、何も知らない日本人だとこの人アホなこと言ってるなと思うだけかも知れないが、これだけの日本語書くのが外国人学習者にとってどれだけ難しいか知ってる人ならこの人の凄さ理解できる。つまりこういった文章はパターン化するのが難しいから、本当に日本人の日本語の感覚が身についてないと書けないんだよ。

 

Cの日本文は一見難しそうに見えるがAと同じで文法規則に忠実で「形」がしっかりしてるから実は日本語学習者にとって書きやすいんだよ。ただ書いてる内容が難しいだけで、日本語の文法自体は単純。文法書の知識でそれなりに書ける。こういう硬い日本文も日本語学習者はよく書いてるよ。書きやすいからね。こういう文章を外国人が書いてたら日本人でもなかなか書けないのに凄いなと一瞬思うよね。でも「母国語で書ける」ならそれを日本語にするのはBの文章ほど難しく無いんだよ。実際語学学習サイトではこのレベルの文章結構書いてるからね。

 

語学学習する上で、「本当に語学力が無いと書けない文」と「知識さえあったら書ける文」を区別しないといけない。Bの文が前者で、Cの文が後者ね。ここを混合してるからCの文見て凄いように思うんだよ。実際はBの文の方が語学力としてははるかに凄いから。

 

 

 

 

 

余談だが、会話というのは自分の言葉が相手に理解されて初めて成立するんだよ。自分の言ってる言葉が相手に伝わらないとコミュニケーションにならない。だから日常会話では誰でも理解される簡単な言い方をするんだ。本のようにただ著者が言いたい事言って、理解できる人だけ理解したらいいといった事は出来ない。1つ1つの言葉を噛み砕いて、分かりやすい言葉で相手の反応を見ながら説明する必要がある。会話というのは相手がいて初めて成立するんだから、相手が理解できないと会話にならないんだ。だから難しい言葉を避けて分かりやすい言葉を使うんだよ。

 

でも簡単な英語で簡潔に表現するのって結構難しいんだよ。初心者ほど難しい言い回しを連発してしまう。私も英語使い始めの初期は難しい英語連発してたから良くわかる。ネイティブも知らないような単語使ってチャット相手が「その単語の意味知らないから調べた」とか言ってきたから当時は爆笑してたよ。ネイティブなのに知らないのかよって感じで。でもこれも素人である証拠なんだよ。ネイティブでも知らない単語というのは要は日常的にはまったく使われていない単語だということだからね。こんなの使ってしまうということは自分の英語の感性がまったくなってないということ。初心者ほど難しい言い方しまうのはこのため。次の章で説明するけど、日本語学習してる外国人が「感銘を禁じ得ない」なんて日本人でもあまり使わない難しい言葉使ってしまうのもそういう理由なんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○正しい英文かどうかを判断するのはネイティブの英語「感覚」

 

 

以前ある語学学習サイトで、外国人の日本語学習者が授業の感想文として

 

「先生方の知識の豊富さには感銘を禁じ得ない」

 

って書いていたんだが、この日本文見てどう思う?違和感感じない?

若い学生が授業の感想文書くのに「感銘を禁じ得ない」なんて言葉を普通使うだろうか?

まず使わないよね。この日本文は文法的にも問題ないし意味も問題なく通じる。でも日本人から見たらちょっと不自然に感じるよね。

 

 

ここでちょっと考えてほしいんだが、上の日本文見て、何を基準にして不自然だと思った?文法的にも問題ないし、意味も問題なく通じるのに、何をもってして不自然だと感じた?

自分が持ってる日本語の感覚と照らし合わせて不自然だと判断したよね。上の日本文はネイティブの日本語感覚からしたら不自然な日本語と言える。

 

つまり与えられた日本文が正しいかどうかを判断するのは、日本語ネイティブが持ってる日本語の「感覚」だと言うことが分かるよね。この日本文を書いた外国人の日本語学習者はこのネイティブの日本語感覚が無いから上のような不自然な日本文を書いてしまったんだ。

 

 

 

以上の事を英語に置き換えて考えてみると、正しい英文かどうかを判断するのはネイティブの英語感覚だということになる。日本人でも無ければ、文法書でもない。英語ネイティブが持ってる英語感覚がその英文を正しいかどうかを決めるんだ。

 

 

 

 

上記の事を理解したら、英語の例文集を出すときにネイティブチェックをかけないなんてありえないことが分かるだろう。ネイティブの英語感覚を持ってない、または不十分な日本人ではいくら文法知識あっても、

 

 

「先生方の知識の豊富さには感銘を禁じ得ない」

 

 

こんな感じの英文があったらそれを正しいと判断してしまって例文集に載せてしまう可能性がある。ネイティブチェックはこういった例文を載せないためには必須なんだよ。

 

 

 

 

 

ここで伊藤和夫の新基本英文700選の話題に戻るが、この例文集はネイティブチェックかけてないよね。それはどういうことかというと、

 

 

「先生方の知識の豊富さには感銘を禁じ得ない」

 

 

こんな感じの英文が排除されずに平気で載せられているということなんだよ。当然ネイティブが見たらこんな英文は不自然なんだから、こんな言い方は普通しないと指摘する。伊藤和夫はこの辺の事を理解してないんだよ。正しい英文かどうかを判断するのはネイティブの英語感覚だということを認めず、自分の英語理論を絶対視して、その自分の英語理論から見て正しい英文を例文集に載せてしまってる。新基本英文700選に載ってる英文は伊藤和夫の英語理論から照らし合わせたら正しんだろうね。だからネイティブチェックもかけなかったんだろう。彼にとってはネイティブの英語感覚より自分の英語理論の方が正しんだから。

だから、彼は本の中で

(注:伊藤和夫の英語学習法という本の中での発言。この記事の最後にその発言前後の部分を一部引用して載せてるので興味があればお読み下さい。)

 

 

 

生徒A(伊藤の自演キャラ)「相手、つまりnative speaker と言われる人たちの教養の問題もあるんじゃないでしょうか。」

 

>【外人の限界】

 

 

こんな事を平気で言えるんだろう。彼はネイティブの英語感覚を身につけることが英語を学ぶことということを理解してないからね。ネイティブ相手に英語使った経験がほとんど無いからこれの重要性に気づけなかったんだよ。

 

 

 

 

 

 

英語のライティング能力の全体を10として、そのうち学校英語で身につくのは精々1ぐらい。つまり文法、構文知識、例文暗記した程度ではライティング能力全体の1程度の能力しか付かなくて、後の9は実際に使いながら身につけていくと思ってていいよ。すでに上で述べたように私の経験上ひたすら実践で数万単位の英文を書かないと精錬した英文にはならない。例文覚えた程度でネイティブのような自然な英文を書けるようになるわけないんだ。伊藤和夫は全体の10の内、この学校英語の1しか知らないんだよ。本人は気づいてないけど。じゃあ伊藤和夫は学校の英作文の授業で何を教えてたんだというと、彼が教えてたのは英作文の試験で合格点取るための方法だよ。つまり彼は受験テクニックを教えていたんだ。それは彼の仕事からしたらある意味正しいよね。でもそれはあくまで試験で合格点取る方法であって本来のライティングの上達方法じゃないんだよ。

 

 

 

 

 

また伊藤和夫のこの発言

>諸君は英文法の知識を武器として、英文を論理的に読み解こうとする。

この武器は強力である。この武器を意識的に使うならば、我々は英米人以上に

正確に英文が読めるようになるのである。

 

大嘘ですね。

ネイティブの英語感覚というのが全く身についてないからこういう発言してしまう。そもそも英文法というのはネイティブが日常的に使ってる言葉を

分析して体系化してまとめたものだろう。つまり文法書に載ってる英文法というのはネイティブが使ってる言葉のルールの一部に過ぎない。

ネイティブの英語感覚と言うのは分かりやすく言えば、言葉に出来ないほどの詳細な文法とも言えるんだよ。文法書に載ってる文法のルールなどネイティブは日常的に使いこなしてて、さらにそれより詳細な文字で説明できないレベルの文法事項も使いこなしている。そんなネイティブに対してたかが文法書に書かれた程度の文法事項を使った程度で何でネイティブ以上に正確に英文が読めるようになると思うのか。ネイティブより正確に読めたというならそれは相手の読解力がなかったせい。彼はわざとかどうか知らんが、英語力と読解力を混同して語ることが多いから気をつけないと騙されるよ。彼はこういったトリック使って自分を正当化することよくあるから。

 

 

 

 

あまりこんなこと言いたくないが、伊藤和夫の発言読んでたら、結局彼は

「俺英語出来るアピール」

「俺の英語理論最高アピール」

したかっただけなんじゃないかと疑ってしまうね。

彼は俺英語出来るアピール、俺の英語理論最高アピールしたいだけだから、彼にとってはネイティブの存在が非常に邪魔なんだよ。そんな言い方しないと言われたら俺英語出来るアピール出来なくなるからね。そこで自分を正当化するために持ち出したのが、「あのネイティブは教養がない」というロジックなんだよ。教養の問題にしてネイティブの意見切り捨てたら自分の英語理論守れて、俺英語出来るアピール出来るからね。

一般の英語学習者にとってはネイティブは英語を学ぶ対象、英語を教えてもらう先生的な存在なんだけど、彼にとってはネイティブは自分の英語理論を脅かす敵のように捉えていたんだろう。

 

 

だから彼は会話英語にもやたら批判的なんだよ。彼自身ろくにネイティブ相手に英語使った経験もないし、彼の英語理論では会話英語はうまく説明出来ず、俺の英語理論最高アピールも出来なくなってしまう。会話英語が生徒にとって有用かどうかより、俺英語出来るアピール出来るかどうかが彼にとっては重要だったんだ。あまりこういうこと本当は言いたくないんだが、こういう視点から彼の発言読んでみると色々見えてくるんだよね。

 

 

また彼は同僚に何で英作文の参考書を出さないのかと聞かれて、

 

「ネイティブに『こんな表現はない』と言われちゃおしまいだろう?」

 

と答えたらしい。

この発言も全くの意味不明で、

ネイティブにこんな表現はないと言われたら自分の英語を修正したら

いいだけで、何がおしまいなのか。自分の英語理論がおしまいなのか。最初から自然な正しい英文書ける人なんて誰もいない。間違いながら上手くなっていくのがライティングでしょう。

それを一切せず、ただ自分の英語理論を絶対視して英文書いてるから

上のような発言してしまうんだよ。自分の書く英文が不自然なの自分で認識していながら、自分の英語理論をただ守りたい一心でこうやってネイティブから逃げてた彼の姿が見て取れるね。

 

 

 

 

何でこんなこと思うようになったかというと、彼を英語講師では無く一人の英語学習者として見た場合、彼の発言には疑問符が付くことが多すぎるんだよ。

純粋な英語学習者なら、少しでも上手くなりたい、ネイティブのような英語使えるようになりたいと思うよね。だから常にネイティブが普段どんな英語使ってるのか注意してそれを自分の英語に取り入れようとする。ネイティブこそが自分が英語を学ぶ対象なんだよ。

 

そういう純粋な英語学習者なら、

 

生徒A(伊藤の自演キャラ)「相手、つまりnative speaker と言われる人たちの教養の問題もあるんじゃないでしょうか。」

 

>【外人の限界】

 

こんな発言「絶対に」しないからね。

自分はその外人から英語学んでるのに「外人の限界」なんて思うわけがない。外人の限界って言うなら伊藤和夫はいったいどうやって英語を学んでいたんだろうね。彼が使ってる文法書も辞書もその外人が日常的に使ってる言葉を分析して書かれたものだろう。彼の読んでる本もその外人が書いたものなんだが。こういう発言からも彼の中では

 

自分の英語理論>>>ネイティブの英語感覚

 

こういう図式があったのが見て取れるね。

 

 

 

 

 

 

 

 

(注)伊藤和夫のライティングに関する考え方は伊藤和夫の英語学習法(1995年初版第一刷発行)の「Chapter5 作文力をどう伸ばすか」に主に書かれており、特にP105からP107に伊藤和夫の気持ちが述べられており、そこから発言を引用する。(【死んだ英語】【外人の限界】という見出しも本当に本の中に書かれている)

 


【死んだ英語】

 


伊藤「生きた英語であればあるほど、時間や地域に縛られる。ということはまたその英語が死ぬまでの時間も短いわけだ。日本で英語を勉強する限界がそこにある。だいたい我々が勉強するにあたって頼りにする辞書だって制作に着手してから完成までに10年かかるのは珍しい話じゃない。(中略)そういう意味で我々のやる英語は死んだ英語、最大公約数の英語にならざるを得ない以上、英作文の答えは、古くてもいい、ぎこちなくてもいい、英米人が読んでわかり、日本文の意味の主要部分が相手に伝わりさえすれば良いというのが僕の考えだ。学校で習う英語は死んだ英語でも、基礎がしっかりしていれば、それをその場その場で相手に合わせて「生かす」ことは、そんなに難しいことではないはずだからね。」

 


生徒A(伊藤の自演キャラ)「相手、つまりnative speaker と言われる人たちの教養の問題もあるんじゃないでしょうか。」

 


【外人の限界】

 


伊藤「急に冴えてきたね。と同時に君たちの口から今のような発言が出てくるのは、やはり日本も国際化したということだな。僕の英語は何と言っても基礎が、戦時中つまり鎖国の時代にできたわけだ。

ところが教えるということになったら占領軍という名で、あらゆる階層のアメリカ人が日本へ来ていた米国至上主義の 時代だろう。自分が正しいと思って教えた英語について、生徒から「外人に聞いたらよくないと言われました」と言われて深刻に悩んだ経験は多いよ。アメリカ人の奥さんになってる人を教えていて、「夫から『そんな言い方はない、学校の先生の言うことをよく聞いていないんだろう』と叱られました。何とかしてください」と泣きつかれたことまである。ただ、そのうち、「外人」も人が違えば言うことが違うことに気づいてね。特に大学受験程度の英語が読みこなせるのは、一部の外人だけだということも分かった。

今のような「心境」にたどり着いたのは、教師を始めてからずいぶん後のことさ。もっとも僕だけじゃないのかもしれない。学校英語に出てこないようなスラングまがいの表現を集めて、これこそ本当の英語という感じで売り込むことに成功してベストセラーになった本もあるしね。今では消えちゃったけど。ま、今だって「受験英語」ではスラングを交えた会話が出来ないなどという非難が、これも声の大きさで通用している場合もあるようだがね。年を取ってくると同じ次元の非難が出ては消え、出ては消えするのを何度も目にすることになる。そうすると、いつか 、何物をも変えられない非難などアブクみたいなものじゃないかという気がしてくるのさ。

 

 

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